ブラウザからBluetooth機器へ情報を一発転送 - TransSend

    湯木進悟  [2006/10/16]

    短距離無線通信規格「Bluetooth」の標準化団体Bluetooth SIG(Special Interest Group)は、PCのブラウザ上で閲覧している情報などを、Bluetooth対応のモバイル端末へクイック転送する新アプリケーション「TransSend」の発表を行った。すでに無料ダウンロード提供が開始されており、開発者向けには導入ツールなどを収めた「TransSend Developer Edition」が無償で配布されている。

    TransSendをインストール後に、対応ホームページなどにアクセスして転送可能なコンテンツのサイドに表示される専用アイコンをクリックすると、周囲のBluetooth対応デバイスのサーチが自動的にスタート。検出されたデバイスの中から、希望する転送対象端末をセレクトすれば、瞬時に情報送信が完了する仕組みとなっているようだ。ブラウザ上の転送したいコンテンツを右クリックで選択して、TransSend機能をセレクトすることによっても利用可能であるという。シンプルなクリック操作により、インターネット上の好みのコンテンツを無料高速通信のBluetoothでスムーズにモバイル端末へと持ち出せるメリットがアピールされている。

    TransSendで転送可能なコンテンツのサイドには専用アイコンが表示される

    右クリックでTransSend機能をセレクトすることでも利用可能

    転送にはObject Push Profile(OPP)が用いられ、Windows 2000 / XP SP2およびInternet Explorer 5.5以上のブラウザがサポートされているという。他のOSやブラウザのサポートは現在検討中。TransSendに対応するコンテンツフォーマットは、OBEXプロトコルのvCard(連絡先情報)、vCal(スケジュール情報)、vNote(メモ情報)のほか、テキストデータ、.png / .gif / .gmp / .jpg / .wmfフォーマットの画像データとされる。

    Bluetooth SIGのExecutive DirectorであるMichael Foley博士は、「TransSendはシンプルなソリューションだが、多くのユーザーにBluetoothが一層身近な存在となり、さらにBluetoothの利用が進むことが期待できる」とコメントした。

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