メールクライアント"Eudora"、OSS化 - Mozilla Thunderbirdベースへ

    海上忍  [2006/10/12]

    QUALLCOMMは11日(米国時間)、メールクライアントソフト「Eudora」にMozilla Thunderbirdの技術を採用することを発表した。2007年上半期に公開予定の次期バージョンは、Thunderbirdの技術をベースにEudoraとしての機能を盛り込んだオープンソースソフトウェアとして再登場する。同社とMozilla Foundationは、Mozillaプロジェクトの一環としてEudoraおよびThunderbirdの開発を促進する方針を明らかにしている。

    今回の発表にあわせ、QUALCOMMは最終の商用パッケージとなる「Eudora 7.1 for Windows」と「Eudora 6.2.4 for Mac OS X」をリリースした。製品価格は19.95米ドルに値下げされ、テクニカルサポートも6カ月に短縮、その後Eudoraの販売は終了される。なお、販売済みの製品に関するテクニカルサポートは、当初予定の全期間について行われるとのこと。

    Eudoraは、POP3やIMAPなどのプロトコルに対応するメールソフト。インターネットの黎明期にあたる1988年、Steve Dorner氏(現QUALLCOMM社 Eudora Group担当副社長)により開発され、1991年にQUALCOMM社が権利を取得した。1995年には、QUALLCOMM社とクニリサーチインターナショナルとの提携により、日本語版「Eudora Pro」の提供がスタート。以降、とくにMacintoshでは定番のメールクライアントとして、延べ100万の登録ユーザ数を数えるほどの支持を集めていた。その後日本語版の開発/販売はオン・ザ・エッジ(現ライブドア)に変更、さらに2006年6月にはソニック・ソルーションズへと移管されている。

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