セイコーエプソンは、シアター用の液晶プロジェクター「dreamio」シリーズのフルHD液晶モデル「EMP-TW1000」とハイビジョンモデル「EMP-TW700」を発表した。発売はEMP-1000が12月(年内発売)、EMP-700が10月19日、価格はオープンプライス。想定市場価格はEMP-1000が35万円前後、EMP-700が20万円前後と予想される。
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セイコーエプソン初となるフルHD液晶プロジェクター「EMP-TW1000」 |
EMP-TW1000に搭載されるLCDパネル「C2FINE」 |
EMP-1000は、同社としては初めてとなる(プロジェクションテレビを除く)、1920×1080のフルHDタイプ液晶プロジェクター。使用されているLCDパネルは、もちろん同社製のC2FINE(クリスタルクリアファイン)。これをRGBの計3枚搭載した3 LCD方式となっている。C2FINEを採用した液晶プロジェクターは、既に三菱電機の「LVP-HC5000」などが発表されているが(ちなみにLVP-HC5000は明日発売)、いよいよ本家のモデルが登場ということになる。
EMP-1000は、C2FINE搭載だけでなく、HDMI 1.3対応(ただし、現時点ではHDMI 1.3に対応した送り手の機器が存在しないため、認証取得申請中となっている)、プロジェクター専用の光学エンジン「OptiFocus」の搭載など、1080p映像の情報量を出し切る設計となっている(テレビ放送などの1080からのI/P変換も可能)。さらにコントラスト比も、12,000:1と高輝度化が計られている。
設置性の高さも、同社のモデルの特長の一つ。光学2.1倍ズームレンズの搭載により、3.0mの距離で100インチの投射が可能な短焦点設計のうえ、上下で約1画面分、左右で約1/2画面分ずらした位置からの投射が可能な、レンズシフト機能も搭載されている。
同時に発表されたEMP-TW700は、第5世代のLCDパネルを3枚使用した3 LCDモデルで、EMP-TW600の後継となるハイビジョン機(720p)。EMP-TW1000と同様にOptiFocusが搭載され、コントラスト比も10,000:1に向上している(EMP-TW600では5,000:1)。
今回発表されたモデルは、高画質化、高輝度化というだけでなく、低価格化という面でも特徴的。同社は、DVD一体型のプロジェクター「EMP-TWD3」などにより、プロジェクターのすそ野の拡大に力を入れてきたが、今回はフルハイビジョンモデルのすそ野の拡大にまで乗り出したといえるだろう。
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