ハーマン、JBLのiPod用スピーカーシステム「radial」を発表

村田修  [2006/10/06]

ハイパワーと新開発の低音用ユニットで、システムとしての余裕と、そして何よりも音質を追求したという「JBL radial」。写真のホワイトのほかにブラックモデルも用意されている

ハーマンインターナショナルは6日、JBLのiPod用スピーカーシステム「radial」を発表した。発売は10月下旬を予定しており、価格はオープンプライス。市場価格は4万円前後が想定される。

radialは、サブウーファーを搭載したアンプ内蔵の2.1chスピーカーシステム。ユニバーサルDockコネクタや3.5mmアナログ入力端子も装備されており、新型nanoを初めとする、すべてのiPodで使用可能。形状は既存モデルの「on time」に似ているが、on timeのように、FM/AMチューナーやタイマーなどといった機能は搭載されていない(リモコンは付属する)。

搭載されているスピーカーユニットは、ネオジウムマグネットを採用した25mmの「Odyssey」を左右各chに2本ずつ、サブウーファー用として、同じくネオジウムマグネットを採用した45mmの「Hercules」が1本となっている。Odysseyは、同社のiPod用スピーカーシステムに多く使用されているフルレンジユニットで、on timeやon stationなどのように、左右2本ずつ搭載というモデルも多い。

Herculesは、小型スピーカーシステムの低音再生用に最適化したユニットで、今回初めて採用されたもの。従来、サブウーファー用に使用されていたMagnumの150mmに比べて大幅に小型化されており、radialのような小型システムにサブウーファを組み込むことを可能にしている。Magnumよりも口径の小さいHerculesではあるが、ネオジウムマグネットの採用により、歪みのないクリアな低音再生が可能だという(Magnumはフェライトコア)。

Odysseyはフルレンジユニットであり、Odysseyのみで構成されるシステムも多い。そこにHerculesを加えることで、より、音に余裕が生まれるという。なお、クロスオーバー周波数などは公開されていないが、Herculesは、一般的な単体のサブウーファーよりも上の周波数帯域までカバーしているらしい。

これらのユニットを、radialでは、このタイプのシステムとしては異例ともいえる、総合出力60W(左右15W+サブウーファー30W)のハイパワーアンプで駆動する。なお、いままでのOdysseyを使用したシステムでは6W程度が最大だった。同社では、機能のon time、そして音質のradialという位置付けをしているとのことで、このradialは、JBLのiPod用スピーカーシステムの最上位モデルとなる。「iPodの外付けスピーカーというよりも、一つのオーディオシステムとして聞いて欲しい」とのことだ。

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