老舗Linuxディストリビューションの最新版「Slackware Linux 11.0」リリース

海上忍  [2006/10/03]

The Slackware Linux Projectは2日(米国時間)、Linuxディストリビューションの最新版「Slackware Linux 11.0」をリリースした。対応プラットフォームはIntel x86および互換CPU、SlackwareプロジェクトのFTPサイトおよびBitTorrent経由でインストールイメージが配布されるほか、39.95米ドル(送料別途)のCD-ROMセットがオンラインストアで販売される。

前バージョンの10.2以来約1年ぶりとなる今回のリリースでは、デフォルトのLinuxカーネルに1つ前の安定バージョン2.4.33.3を採用。最新の2.6系カーネルは拡張パッケージとして提供する。デスクトップ環境にはKDE 3.5.4とXFCE 4.2.3.2を、ウインドウシステムにはX.Org X11R6.9.0を採用したほか、開発用ツールとして新たにRuby 1.8.4を収録している。

Slackware Linuxは、tarとgzipで書庫化したシンプルなパッケージング方式が特徴のLinuxディストリビューション。1993年の正式版(1.0)リリース以降、システムを構成するソフトウェア一式をCD-ROMなどの大容量メディアに収録した「ディストリビューション」と呼ばれる配布形態を確立、Linuxの普及に大きく貢献した。ここ日本では、過去には日本語環境用拡張パッケージ集「Japanese Extensions(JE)」、現在ではPlamo Linuxのベースディストリビューションとして採用された経緯から、潜在的なユーザ数が多い。

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