パーソナルメディア、Windows上でTRONが動く「超漢字V」を発表

      [2006/09/20]

    パーソナルメディアは20日、パソコン向けTRON OS「超漢字」シリーズの最新版「超漢字V(ブイ)」を発表した。Windows上で動く仮想マシンのゲストOSとして動作し、Windowsの1アプリケーションソフトのように超漢字の環境を利用できる。10月27日発売で価格は18,900円。

    「超漢字V」を使用中の画面。起動しているソフトは文字検索のほか、別売の「超漢字原稿プロセッサ2」「超漢字統合辞書」

    「超漢字」は、BTRON3仕様OS「B-right/V」と、その上で動作するワープロソフトや表計算ソフトなど基本的なアプリケーションソフトを含んだパッケージで、従来の最新バージョンは2001年12月に発売した「超漢字4」で、今回はおよそ5年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。

    バージョンアップの最大のポイントは、仮想マシン実行ソフト「VMware Player」を同梱し、Windowsのひとつのウィンドウの中で超漢字を実行する形態に変更されたこと。Windows用ソフトと超漢字用ソフトを同時に使用することが可能になり、Windows環境とのファイル共有が容易になったほか、超漢字上で動作しているソフトからWindowsのプリンタドライバを使って印刷する機能も搭載する。

    超漢字とWindowsの関係

    また、超漢字では18万字以上の漢字を含む多数の文字が利用可能で、それらの文字を検索する専用ツールも搭載しているが、Windows環境との間で文字のコピー&ペーストに対応し、超漢字の文字検索機能をWindowsでも利用可能。具体的には、IMEで変換できない漢字を超漢字の文字検索で探してWindows用アプリケーションソフトに入力したり、Internet Explorerなどを使用中に読み方の分からない漢字があったとき、超漢字の文字検索にペーストして読み方や部首などの情報を調べるといった使い方ができる。

    超漢字の漢字検索機能を使って「風」と「口」を含む漢字を探している例

    超漢字で検索した文字をExcelのデータとして入力(入力先の環境に対応するコードとフォントが必要)

    対応OSはWindows XPで、最低動作環境はCPU 500MHz・メモリ256MB、推奨動作環境はCPU 1GHz以上(Pentium 4は2GHz以上)・メモリ512MB以上。なお、特に知識のあるユーザーであれば、仮想マシンを介さずネイティブなBTRON環境として超漢字Vを動作させることも可能ということだが、そのような使い方はこのバージョンではサポート外となっている。

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