NTTPC、SNS構築サービスに本腰、3年後に年間売上100億円を目指す

    大川淳  [2006/09/19]

    NTTPCコミュニケーションズ(NTTPC)は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サイト)関連事業に本格参入する意向を19日に表明、大規模から中規模まで、顧客のビジネス状況に応じたシステムを制作していく予定だ。同社はSNSサービスおよびSNS関連で3年後に年間売上100億円を目指す。また、今回の展開にともない、1,000社を対象として「中小規模向けSNS」の1年間無料モニターキャンペーンを実施する。

    同社では大規模向けについて、APIによる他システムとの連携によりカスタマイズが容易で、「100万人規模におよぶ、あらゆる規模のコミュニティに対応できる」としている。サイトが提供できるサービスは、日記やコミュニティ、Blog、RSSなどのほか、アクセス数、コミュニティ参加人数、書き込みレビュー数などのランキングといった機能も備える。ポイント機能、アンケート機能などのアプリケーション連携が可能であるほか、顧客企業側の既存システムとの連携に対応する。

    中小規模やエントリー層向けには、「WebARENA SNS」を用意した。同社のデータセンターホスティングサービスである「WebARENA」を基盤としている。WebARENA SNS共用サーバープランは、ディスク容量4GBで月額29,400円、専用サーバープランはディスク容量50GBで月額79,800円。日記、コミュニティ、レビューなどのサービスを提供できるほか、携帯電話からの利用も可能だ。同社は、ハウジングやサーバーホスティングに加え、中小規模に照準をあわせたアプリケーション・ホスティングを新たな事業の柱として位置づけている。

    同社は、まず、「カスタマイズ対応モデルSNS」への着手を起点に、「次世代プラットフォーム」サービスを構想している。同プラットフォームは「電子商取引、コンテンツ配信、業務系アプリケーションなどの複数サービスを有機的に連携させることができる」(同社)もので、同社はネットワーク、サーバーなどインフラからアプリケーション、さらには導入コンサルティング、運用サポートまでを包括的に提供していく考えだ。

    総務省によれば、2005年3月末時点の国内SNS参加者数は延べ約111万人、参加者のうち、少なくとも月に1度はSNSを利用している「アクティブSNS参加者」数は約80万人だという。同省は2007年3月末にはそれぞれ約1,042万人、約751万人に達すると予測している。SNSはユーザー数の急増と歩を合わせるかのように、先日、東証マザーズに上場したミクシィに代表されるサービス運営事業者も高成長を遂げている。次は、このサービス構築とその支援が、IT産業の新たな争点として浮上してきそうだ。

    関連記事

    関連サイト

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

        イチオシ記事

        新着記事

        特別企画

        マイナビニュースマガジン