米Apple、iBook/PowerBook180万台分のバッテリリコールを発表

 

米Apple Computerは8月24日(現地時間)、米消費者製品安全委員会(CPSC)に対して同社ノートPC製品「iBook」「PowerBook」向けのソニー製リチウムイオンバッテリのリコールを届け出たことを発表した。対象となるのは、2003年6月から2006年8月までの間に米国内外で発売されたノートPC製品180万台。内訳は米国内が110万台、米国外で70万台となる。8月14日(現地時間)には、米Dellが同社製ノートPC向けのソニー製バッテリ410万本のリコールという、同社としては過去最大規模のリコールを発表したばかり。今回のAppleの決定はこれに続くもの。

対象となるのは、2003年6月から2006年8月までにApple Storeまたは認定リテーラーを介して販売された「12-inch iBook G4」「12-inch PowerBook G4」「15-inch PowerBook G4」の3製品。リコール対象となるバッテリの型番は下記の通り。対象製品を持っている場合、米国在住者はAppleのバッテリリコール告知サイトを、日本在住者はアップルのバッテリリコール告知サイト参照し、バッテリの交換手続きを行う。なお、サイトに記載された型番以外のバッテリはリコール対象外となる。

Appleによれば、これまで9件の異常加熱等によるバッテリ事故が報告されているという。そのうちの2件は小規模な爆発を引き起こしたもので、残りの報告では建物等への小規模な被害を引き起こしたという。またAppleは、2005年5月にも「iBook」「PowerBook」の2製品でバッテリのリコールを発表している。こちらは韓国LG製のバッテリで、一部の型番が今回のリコール対象製品と重複している。

今回のバッテリリコール騒動は、DellのノートPC製品が日本国内で開催されたカンファレンスの最中に突如爆発炎上した様子が写真付きで報道されたことに端を発し、その後同様の報告がDell製ノートPCで相次いだことから、Dellが過去最大規模となるノートPCバッテリのリコールを決断した。リコール発表の際にDellがソニー製バッテリでの問題に言及したことで、同じくソニー製バッテリを使用している業界他社は事実確認や対応に奔走させられている。AppleもDellと同様、iBookが爆発炎上した様子が写真付きでインターネット上で紹介されるなど、バッテリに付随する問題が指摘されており、今回のリコールはそれらの声に対応した形だ。

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