iPodをめぐる特許訴訟、AppleがCreativeに1億ドル支払いで和解

    Yoichi Yamashita  [2006/08/24]

    米Apple ComputerとシンガポールのCreative Technologyは8月23日(現地時間)、ポータブル音楽プレーヤーのユーザーインタフェースに関する特許侵害問題で和解に達したことを発表した。Creativeは2005年8月に特許を取得、今年5月にAppleのiPodが特許を侵害しているという訴訟を起こした。対するAppleも、Creativeの音楽プレーヤーがAppleの特許を侵害していると提訴。訴訟合戦へと発展していた。

    Appleは、問題となっているCreativeの特許の使用料として1億ドルを支払う。今後Creativeが他社にもライセンスした場合、支払額の一部を回収できる。また和解により両社の間で起こされた5件の訴訟がすべて取り下げられる。

    「Creativeは早期に特許を取得できて非常に幸運だった」とApple CEOのSteve Jobs氏。「この和解によって、両社の間の5件の訴訟を含むすべてのCreativeとの相違が埋められ、訴訟の長期化という不透明な障害が取り除かれる」とコメントしている。

    両社はまた、CreativeがAppleの「Made for iPod」プログラムに参加し、年内に複数のiPodアクセサリーを発表する予定であることを明らかにした。「Made for iPodプログラムへの参加は、われわれのスピーカーシステムや最近発表したイヤフォンとヘッドフォンの製品ライン、将来のX-Fiオーディオ製品にとって、新たな市場を開拓するチャンスになる」とCreativeの会長兼CEOであるSim Wong Hoo氏は述べている。

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