Solaris ZFS、FreeBSDへも移植へ

    後藤大地  [2006/08/23]

    The FreeBSD Project, FreeBSD committer, Pawel Jakub Dawidek氏は22日(協定世界時)、開発者向けのメーリングリストにおいてZFSのFreeBSDの移植を進めていることを発表。まだ作業段階にありなすべき多くのことが残っているとしながらも、進捗は順調である旨を伝えた。

    同氏はすでにユーザランドレベルでのライブラリやツールなどを移植済みだとする。作成されたZFSファイルシステムのマウントやファイル/ディレクトリの作成などいくつかの基本的な動作はすでに確認されており、現在はもっとも複雑であるVFSまわりの開発を実施している段階にあるという。

    Sun Microsystems, Solaris Kernel Developer, Eric Schrock氏は同日、自身のブログにおいて、ZFSがFreeBSDに移植されたことを伝えている。ZFSがSolaris 10/OpenSolaris以外のOSに移植された例としてはFreeBSDで2つめとなる。Mac OS Xへの移植の話題があがったこともある。

    ZFSはSolaris 10/OpenSolarisで採用されているファイルシステム。128ビットのアドレッシングを採用していることから、大規模なファイルシステムの構築が可能。仮想ストレージプール利用を想定して設計されており、複数のディスクをベースにしてファイルシステムを構築できるという特徴がある。

    最近The FreeBSD Projectでは、OpenSolarisにともなって公開された成果物の移植作業が実施されている。すでにDTraceが移植されており、同社からは支援としてSun Fire T2000サーバが提供されている。

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