米Google、地元マウンテンビューで無料の無線ネット接続サービス

米Googleは8月16日(米国時間)、本社のあるカリフォルニア州マウンテンビューで無料の無線インターネット接続サービス「Google WiFi」を開始したことを明らかにした。Googleアカウントを持っていれば、誰でも自由に接続できる。

マウンテンビューでの無料インターネット接続サービスは、鉄道駅のあるダウンタウンを中心に約18平方キロの全域をほぼカバーしている。製品マネージャーのMinnie Ingersoll氏は「本社のある(マウンテンビューの)コミュニティへのGoogle流の恩返し」と説明する。同社はマウンテンビューの住民を対象としたトレーニングセッションを用意しているほか、図書館や公共スペースなどで無料の無線インターネット接続を活用する方法を地元住民と検討する。営利目的のサービスではないが、「マウンテンビューを例に、インターネットに接続するための技術的な選択肢をアピールできる」とIngersoll氏。同社はWi-Fiメッシュネットワーキング技術を採用しており、同技術を適切に導入することで、より低価格なアクセス手段の提供や競争促進が可能になるとしている。コンテンツやサービスの提供についても、これまでのような囲い込みアプローチに陥らないオープンでスタンダードベースのプラットフォームが広がる可能性を指摘している。

Google WiFiノードは市内の街灯に設置されている

マウンテンビュー市内でワイアレスネットワークを検出すると「Google WiFi」が現れる

Googleアカウントの情報を入力して接続

マウンテンビューでGoogle WiFiを利用するには、IEEE 802.11b/gをサポートするパソコンを用意するだけ。サービス提供地域でWebブラウザを開くと、Googleアカウントへのログイン画面が表示されるので、ユーザー名とパスワードを入力して接続する。ダウンロード/アップロード速度は最大1Mbps。基本的に屋外での利用を想定しており、屋内で利用するにはWi-Fiモデムの導入を勧めている。実際、屋外では快適に利用できたが、屋内に移動すると接続が不安定になった。また住宅地に比べると、駅や商店街の方が屋内でもアクセスしやすい。このあたりは既存のインターネット接続サービスとの関係を配慮しているのかもしれない。



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