無償のLinspire「Freespire 1.0」公開

    海上忍  [2006/08/10]

    米Linspireは9日(米国時間)、同社の製品Linspireから派生したLinux OS「Freespire 1.0」をリリースした。686MBのインストール用CD-ROMイメージは、同プロジェクトのWebサイトおよびBitTorrent経由で配布される。

    Freespire 1.0には、MP3コーデックやWindows Media、QuickTimeなど適正なライセンスを受けたサードパーティー製品や、フォントなどプロプライエタリな技術が含まれるが、それらを無効化する機能が提供される。Linspireが開発したパッケージのインストールを簡略化する技術「Click and Run(CNR)」も装備、Linspire 1.0と同等の機能を利用することも可能。プロプライエタリな技術を完全に排除し、オープンソースソフトウェアのみで構成した特別版「Freespire OSS Edition」も用意されている。

    Freespireは、商用LinuxディストリビューションLinspireの非プロプライエタリ版という位置付け。当初は、個人のプロジェクトとしてスタートしたが、後日コミュニティプロジェクトとして再始動、Linspireも支援に回った。DVDのサポートなどプロプライエタリな技術が含まれるLinspireとは異なり、Freespireではそれらを選択肢として提供、ユーザに判断を委ねることにした。

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