Google、危険なサイトへの移動時に警告メッセージ表示へ

湯木進悟  [2006/08/07]

スパイウェアやマルウェアへの対策プロジェクトを展開しているStopBadware.orgは、米Googleと提携し、検索ユーザーが危険なWebサイトへジャンプする前に警告メッセージをポップアップ表示する新サービスの開始を発表した。

StopBadware.orgは、米ハーバード大学法学大学院(Harvard Law School)のJohn Palfrey氏および英オックスフォード大学(Oxford University)のJonathan Zittrain氏が中心となって、今年1月に設立。ハーバード大学法学大学院のBerkman Center for Internet & Societyと、オックスフォード大学のOxford Internet Instituteが共同でプロジェクトを進めており、Google、Lenovo、Sun Microsystemsといった企業の支援を受けているとされる。

当初は、主に悪質なスパイウェアやマルウェアのデータベース情報を整備するなどの努力が払われていたようだが、今夏より方針を変更して、スパイウェアやマルウェアの配信元となるWebサイトなどに関する情報収集を重点的にスタートしたという。新たにGoogleが立ち上げる警告サービスは、この情報がベースとなっているようだ。

Googleユーザーが、検索結果からStopBadware.orgに登録されている悪質なWebサイトにジャンプしようとすると、直ちに危険を知らせる警告メッセージがポップアップ表示されるようになるという。サービス開始時点では、スパイウェアやマルウェアに関する一般的な警告メッセージのみがリンク表示されるものの、徐々にWebサイトに応じた詳細情報のリンク表示へとシフトしていく方針が明らかにされている。検索ユーザーがジャンプしようとしているWebサイトには、どのような危険が潜んでいるのかなどが明示されるほか、そのWebサイトの管理者に対してスパイウェアやマルウェアの配信中止を求める警告メッセージなども送られるようだ。

Googleユーザーにリンク表示される警告メッセージ

将来的にはWebサイトに応じた詳細な警告メッセージが表示されるようになる

なお、StopBadware.orgは、さらなるデータベースの充実を図るため、専用ページ上でユーザーからの情報提供を広く受け付けている。

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