シャープ、玄関工事不要の無線ドアスコープカメラを発表

 

シャープは31日、カメラ部分を玄関のドアスコープ部分に取り付けられるワイヤレスカメラシステム「リビングドアスコープ HN-D100」(卓上型)「同 HN-D150」(壁掛け型)を発表した。発売は9月1日を予定しており、価格はオープンプライス。市場価格は27,000円前後となる見込み。

誰でも簡単に取り付けられるドアスコープ用のワイヤレスカメラシステム「HN-D100」(卓上型・左)、「HN-D150」(壁掛け型・右)。ドアフォンのアドオンとして使えば、セキュリティ対策になる

昨今、カメラ機能付きドアフォンのニーズが高まっている。最近のカメラ付きドアフォンの多くは2線配線式なので、既存のインターフォンから比較的簡単に置き換えられる場合が多いが、それでもインターフォンをカメラ付きドアフォンに交換するのにはそれなりの工事が必要というイメージが世の中にはあるようだ。また、物理的には可能であっても、賃貸住宅などでは簡単に交換するわけにはいかないケースもある。

HN-D100/150はドアスコープの内側に取り付けるタイプのカメラシステムで、カメラ部分とモニター部分で構成される。カメラ部分はバッテリー駆動なうえ、モニター部分とは無線で接続されるため、ドア部分に配線の必要は無い。転居の際などはそのまま外して持っていくことが可能だ。バッテリー駆動が可能なのは、最大250kbps程度の低ビットレートを想定した省電力タイプの無線通信方式「IEEE802.15.4」を採用しているため(同方式はZigBeeのベースにもなっている)。電池寿命は約5カ月(単3形アルカリ電池3本使用、1日5回・1回につき20秒間使用した場合)。なお、HN-D100/150の到達距離は40m程度となっており、普通の住宅では問題ないレベルとなっている。

モニター部分はHN-D100の卓上型とHN-D150の壁掛け型の2種類。こちらはAC電源駆動だが、コンセント以外に配線の必要は無い。この2つの装置だけで、ドアスコープからの映像(カラー・1~2fps程度)をリビングなどで見ることができる。搭載されているモニターのサイズは1.9型。モニターは1台増設可能で、カメラは3台までの増設が可能となっている。

ただし、カメラ部分から送られてくるのは映像だけで、音声は送られない。また、カメラ付き「インターフォン」ではないので、応答機能も備えていない。カメラ付きインターフォンとして使用する場合には、既存のインターフォンの親機のそばにHN-D100/150の親機を設置するなどの工夫が必要になる。

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