米Google、OSI支援の新サービス「Project Hosting on Google Code」

米Googleは7月27日(現地時間)、オープンソースプロジェクトの活動を支援する新サービス「Project Hosting on Google Code」を発表した。Project Hostingは、Googleサービスを利用するためのAPIを公開している「Google Code」上にホスティングスペースを設け、オープンソースプロジェクトを収容する仕組みを提供するもの。高速・大容量のストレージスペース上にAjaxベースのリッチなユーザーインタフェースが提供されるのが同サービスならではの特徴となっており、さらにGoogleが提供するGmailなどのサービスとの連携が図られている。

同サービスは、現在米オレゴン州ポートランドで開催されているO'Reilly Media主催のオープンソースカンファレンス「OSCON 2006」会場において、米GoogleのエンジニアリングマネージャGreg Stein氏がホストを務めるセッションの中で概要が初公開された。

米GoogleのエンジニアリングマネージャGreg Stein氏

Stein氏は「すでに同種のサービスとしてはSourceForgeなどの素晴らしいサイトが存在するが、Porject Hostingは使いやすさやスケーラビリティの面でGoogleらしさを出したサービスとなっている。Ajaxベースのインタフェースに加え、デバッグにおける追跡システム、GmailやGoogle Groups(メーリングリスト)といった既存のGoogleサービスとの連携によるコミュニケーション支援機能が提供される」と、新サービスの特徴について説明している。

Project Hosting on Google Codeのスタート画面

プロジェクトの新規作成画面。GNUやApache Licenseなど、配布形態は7種類のライセンスから選択できる

プロジェクトの一覧表示。Ajaxベースのインタフェースで階層メニューが表示される

「Issue Tracking」機能の一部。問題の提起のほか、ディスカッション用のメニューが用意される

すでにGoogle関連の一部のオープンソースプロジェクトがサンプルとしてProject Hosting上に展開されているものの、Stein氏によれば、サービス自体はまだ初期ベータの段階だという。今後の目標としては必要なデータを素早く入手できるダウンロード機能を強化しつつ、他のGoogleサービスとの連携を図っていく計画だという。セッションの参加者からの「APIの公開やインポート/エクスポート機能の提供は?」という質問に対しては、「現在はまだ未実装だが、近い将来に何らかの形で段階的な実装を行っていく」と、順次サービスの内容を充実させていく方針を語った。



人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事