「Diablo 2」スタッフが開発する「hellgate:london」のプレイ動画が初公開

    佐々木朋美  [2006/07/27]

    夏休みのこの時期、韓国では新作ゲームの発表が続々と行われているが、中でも注目の大作ゲームが27日、Hanbit Softから発表された。

    Hanbit Softは、現在開発中の3D MMORPG「hellgate:london」(以下、hellgate)のプレイ動画を、「hellgate:london 韓国公式サイト」で世界に先駆け韓国で公開したことを発表した。

    hellgateは、米Blizzard Entertainmentの「Diablo 2」製作スタッフが2003年7月に設立したFlagship Studiosと、ナムコ・ホームテックがパートーシップを結び、現在開発中のアクションRPGゲームだ。

    5月にスクリーンショットのみが公開された際の戦闘シーン

    米国や韓国、日本だけだけでなく、全世界に向けて販売が予定されており、「日本、米国および欧州におけるhellgateのパッケージ販売権は、ナムコが保有している」(Hanbit Soft担当者)という。

    hellgateの背景は悪魔の侵略を受け、荒れ野となってしまったロンドン。ここでプレイヤーは武器を手にして悪魔と戦うこととなる。

    今回、韓国で初めて公開された映像では、「テンプラー」と「カバリスト」という2つのクラスが、ゲーム内で戦闘を行っている場面が盛り込まれている。

    女性のテンプラーの姿

    物理エンジンを利用したグラフィックと、迫力ある音響効果が、アクションを盛り上げているのが見て取れる。また両手に持った武器を使っての近距離および遠距離での戦闘、そして一人称や三人称といった視点を自由に切り替えることができるなどの特徴も見て取れる。

    韓国で最初に動画が公開された理由について、Hanbit Soft担当者は「韓国でこのゲームに対する関心が大変高いためだ。そして"ping0"が、全世界でのオンラインサービス権を持っているため」と説明している。

    ping0はHanbit SoftとFlagship Studiosが、それぞれ10万ドルを出し合って、5月に設立したジョイントベンチャーだ。同社では米国や日本、欧州を含めた全世界に関する、hellgateのオンラインサービス権を保有している。

    加えてping0は、Flagship StudiosとHanbit Softが今後開発する、全てのオンラインゲームをサービスをする権限も取得している。

    これほどの関係をFlagship Studiosと結べた理由として、Hanbit Soft担当者は「私たちとBlizzardは、10年以上親密な関係を継続してきた。StarCraft、Warcraft、Diabloといったゲームはいずれも韓国では大人気で、それゆえBlizzardからの信頼も厚い」と説明している。

    当時、PCのアップグレード促進に多大な影響を与えたと言われるDiablo 2など、Blizzardのゲームタイトルは韓国で大ヒットし続けている。

    こうしたオンラインゲーム市場の活発さが、ping0の設立につながった。ping0では今年年末に、hellgateの全世界同時サービスを予定しているという。

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