OpenDarwinの終焉 - 4年にわたる活動に幕

    海上忍  [2006/07/26]

    OpenDarwinプロジェクトは25日(米国時間)、すべてのプロジェクトを停止することを発表した。今後アクティブな関連プロジェクトの管理者に対し通告するとともに、滞りなく他のサイトへ移行できるよう協力を行う。OpenDarwinのサイト閉鎖後しばらくは、DNSリダイレクションとメールの転送も実施するとのこと。

    有志の尽力により2002年に設立されたOpenDarwinは、Mac OS Xという対象プラットフォームのために、オープンソース開発者が切磋琢磨して製品開発できるよう資源を提供することが、プロジェクトの目標として掲げられていた。Internet Systems Consortiumがサイトの運営を支援したほか、Appleもハードウェアの寄贈という形で協力していた。

    OpenDarwinの関連プロジェクトには、FreeBSDのportsに倣ったパッケージ管理システム「DarwinPorts」、Win32 API互換環境であるWineの移植を進める「DarWine」、SafariのHTMLレンダリングエンジン部分をオープンソース化した「The WebKit Open Source Project」などがある。

    プロジェクト停止の理由としては、運用期間が4年を経過したいま目標を達成できずにいること、今後年月が経過しても目標達成にはほど遠いことが挙げられている。ここ数年は単なるMac OS X関連プロジェクトのホスティング施設にすぎなかったなど、発表された文面には独自の方向性を打ち出せなかったことへの自己批判も込められている。

    関連記事

    関連サイト

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

        イチオシ記事

        新着記事

        特別企画

        マイナビニュースマガジン