Debian GNU/Linuxの次期バージョン「etch」、12月にリリース

    海上忍  [2006/07/25]

    Debian Projectは24日(米国時間)、開発を進めるLinuxディストリビューションの次期バージョン「Debian GNU/Linux 4.0」(開発コード名:etch)を、2006年12月に正式リリースすると発表した。サポートプラットフォームにAMD64を追加、合計11のアーキテクチャに対応する。

    Debian GNU/Linux 4.0では、まもなくリリース予定のLinuxカーネルv2.6.17をデフォルトのカーネルに採用、すべてのアーキテクチャでインストーラの段階から使用する。それ以降のバージョンが12月までにリリースされた場合、10月に再検討が行われる予定とのこと。

    現行バージョンの(sarge)との相違点としては、デフォルトのコンパイラがGCC 4.1にアップデートされるほか、ウインドウシステムがXFree86からX.orgに変更されることが挙げられる。パッケージ管理ユーティリティAPTのセキュリティ強化版「Secure APT」も追加、暗号化とデジタル署名によりパッケージの安全性を強化する。

    Debian GNU/Linuxは、Linuxカーネルをベースに多数のオープンソースソフトウェアから構成されるLinuxディストリビューション。基本ツールの多くがGNU Projectの成果物であることから、名称に「GNU/Linux」が加えられている。ここ数年では、Debianのコードベースを利用したUbuntuやKNOPPIXなどの派生ディストリビューションも登場している。

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