Microsoft、SQL Server 2005とASP .NET 2.0対応ホスティングサービス最新版

Junya Suzuki  [2006/07/19]

米Microsoftは7月18日(現地時間)、現在米ネバダ州ラスベガスで開催されている「HostingCon 2006」において、同社のWindows OSをベースにしたホスティングサービスの最新版「Microsoft Solution for Windows-based Hosting Version 4.0」を発表した。新サービスではMicrosoft SQL Server 2005とASP.NET 2.0のサポートが行われているのが特徴で、ASPやISPなどのサービスプロバイダが中小企業などの顧客ユーザーにオンライン経由で各種のアプリケーションサービスを提供することが容易になる。提供開始は8月4日を予定しており、詳細情報等はMicrosoft Hosting Solutionsのページで確認できる。

「ローエンド向けのWebホスティング市場で、サービスのコモディティ化が進むという大きなトレンドがあり、あらゆるサイズのサービスプロバイダは、付加価値や売上の拡大、コスト削減を実現するような新しい道を模索している。今回、Microsoft Hosting Solutionsの最新版でMicrosoft SQL Server 2005とASP.NET 2.0をサポートしたことで、サービスプロバイダは"software-as-a-service(ソフトウェアをサービスとして提供する)"コンセプトに基づいてアプリケーションをホスティングすることが容易になり、同サービスを構築する開発者らをターゲットにビジネスを展開できる」と、米Microsoftのワールドワイドホスティング部門ディレクターのJohn Zanni氏はコメントしている。

専任のIT管理者を維持するのが難しい中小企業にとって、サービスの早期展開とシステム運用コストの削減が可能なASPなどのアプリケーションのホスティングサービスは有力な選択肢になりつつある。今回のMicrosoft Hosting Solutionsでは、サービスプロバイダにこうしたアプリケーションホスティング環境と強力な管理ツール、ASP .NET 2.0やVisual Web Developerなどの開発ツールを提供することで、低コストで付加価値の高いサービス環境の構築を可能にする。

Microsoftは先日、同社のCRMアプリケーションをホスティングしてオンラインサービスとして提供する「Dynamics CRM Live」でオンデマンドCRM市場への参入を発表したが、今回の新サービス展開は、同社のパッケージソフトウェアからオンラインへソフトウェアの戦略シフトを後押しする要因の1つとなる。アプリケーションベンダをはじめ、多くのライバルがこうしたホスティング型サービスの市場への参入を進めており、今後数年間で同分野はIT業界でも最も熱い分野の1つとなりそうだ。

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