アビッド テクノロジーが「Avid Xpress Pro 5.5」の出荷を開始

神保暢雄  [2006/07/12]

Avid Xpress Pro 5.5

アビッド テクノロジーは、HDV / DVCPRO HDにネイティブ対応したノンリニアビデオ編集ソフト「Avid Xpress Pro 5.5」の出荷を開始した。2006年4月に米国で行われたNAB2006で発表された製品で、価格は291,900円。

Avid Xpress Pro 5.5はHDやSD、DVの各映像形式が混在した映像の編集が可能なノンリニアビデオ編集ソフト。フォーマットの混在はマルチカメラ環境でも利用できる。デジタル資源を管理するメディアデータベース機能は、プロジェクトのバージョン管理やPC間での移動などにも対応し、メディア管理の効率化や、プロダクションなど複数人での作業の円滑化が行えるとされている。また同社のAvid DNxHDテクノロジに対応。Avid DNxHDテクノロジは、HD映像をSD映像のバンド帯域幅およびストレージサイズで扱えるようにするエンコーディング技術で、映像のクオリティを維持しながら小さなデータサイズでの作業を実現することを目的としている。

主な新機能は、ソニーのXDCAM HDへの対応と、入出力デバイス「Avid Mojo SDI」のサポート。さらに旧バージョンと比べて、HDVネイティブファイルへの書き出し速度が大幅に向上したとのこと。

また、今回のバージョンからMac OS X版でもHD編集機能が利用可能となった。対応機種はPowerPC G5を搭載したMacのみ。Rosetta環境にも非対応のためIntel版Macでは動作しない。Intel Macに対応したUniversal版のAvid Xpress Proは今後リリース予定とのことだが、提供開始時期については未定としている。

左がメインの編集画面で右がマルチカメラ編集中の画面

なお、Avid Xpress Pro 5.5と同時に、SD-SDIに対応した入出力デバイスの「Avid Mojo SDI」も発売する。Avid Mojo SDIは、PCとIEEE-1394ケーブルで接続して使用するインタフェースボックスで、Avid Xpress Pro 5.5でSD-SDIビデオや、4ch AES/EBU、SD-SDIの8chエンベディッド・オーディオ、2chオプティカル・オーディオなどの入出力をカバーできる。価格は346,500円。

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