AMD、競争激化で第2四半期見通しを下方修正、Opteronは引き続き好調

Junya Suzuki  [2006/07/08]

米Advanced Micro Devices(AMD)は7月6日(現地時間)、2006年第2四半期(4-6月期)の業績が従来予測を下回る見通しであることを明らかにした。

第2四半期の売上見通しは約12億1,500万ドルで、前年同期比52%アップとなる。ただし、これは昨年2005年末に本体から分離して株式上場(IPO)を果たしたフラッシュメモリ製造部門のSpansionの金額を除外しての集計となる。2006年第1四半期と比較すると9%の減少。AMDは、4月上旬に第1四半期決算を発表した際に「第2四半期は季節的要因から、第1四半期と比較して一時的に売上が落ち込むことになるが、昨年同期比では65%の成長を見込む」と述べており、従来予想をやや上回る落ち込み幅となっている模様だ。

今回の発表は、市場のトレンドをほぼそのまま反映した形となる。PC市場が冷え込むなか、いち早くライバルのIntelがメインストリームの製品ラインの値下げを実施したことで、デスクトップPCやノートPCなどの部門で大きな競合が発生することになった。結果としてAMDは、デスクトップPCとノートPC向けの、ローエンドとメインストリームのすべてのカテゴリでプロセッサの売上が落ち込むことになった。その一方で、サーバ向けのOpteronは、1-way、2-way、4-way以上のすべてのカテゴリで堅調な需要に支えられ、好調な売上げを続けているという。Opteronが最も得意とするHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)分野は、同プロセッサがライバル製品を押しのけて独壇場に立っており、競合の激しいデスクトップ/ノートPC向け分野とは対照的な結果となっている。

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