WiMAXがインドで急速に普及との予測 - ADSLがない町村にもブロードバンド

湯木進悟  [2006/07/07]

インドのTonse TelecomおよびMaravedis Researchは、今後のインド国内のブロードバンド市場におけるワイヤレス通信事情などを展望する調査レポート「India Wireless Broadband and WiMAX Market Analysis and Forecasts 2006-2012」を発表した。

全120ページに及ぶ同調査レポートによると、インド国内では現在、固定電話が約4,975万回線、携帯電話の契約者数が約1億に上っているという。また、携帯電話のサービスエリアは、インド全土の約3割をカバーするに至っているようだ。固定電話、携帯電話サービスともに、今後も順調にサービス拡大が続き、インドの通信情報技術省は、2007年中に、インド全土の85%をカバーする携帯電話のサービスエリアが整備され、固定電話回線数と携帯電話契約者数の合計は2億5,000万に達するとしている。

Maravedis Researchの上級アナリストのAdlane Fellah氏は「現在でもインドの7割以上の世帯は、固定電話回線を利用できない状況にある。しかしながら、多くの人々が携帯電話キャリアに(通信手段を確保するための)望みを託しており、すでに1億を超える顧客にサービスを提供できるほどの強力なインフラ整備が進んでいる」とコメントした。

同レポートは、似たような動きが、インド国内のブロードバンド市場にも見られると指摘する。現在、インドの300を数える都市においてADSLサービスが提供されており、利用回線数は150万に達しているという。とはいえ、固定電話回線が整備されていない多くの町村でも、これから急速にブロードバンド利用が進むとされ、特にWiMAXを用いた高速インターネット接続サービスに期待がかけられている。インドにおけるWiMAXユーザー数は、来年から急速に伸びていくと見られ、2012年には1,300万ユーザーに上るとの予測も出されている。

Tonse Telecom CEOのSridhar T Pai氏は「インドはワイヤレスのブロードバンドおよびVoIPサービスが発展する面で、巨大な可能性を秘めた国である。現在はわずか150万のADSL回線しか整っていないものの、今後6年で多岐に渡るブロードバンドサービスが成長を遂げて、インドが世界有数のワイヤレスブロードバンド大国となっていくことさえあり得るだろう」と語った。

    関連記事

    関連サイト

    新着記事

    特設サイトの情報

    求人情報

    人気記事

    一覧

    イチオシ記事

    新着記事

    特別企画

    一覧

    転職ノウハウ

    あなたの仕事適性診断

    4つの診断で、自分の適性を見つめなおそう!

    Heroes File ~挑戦者たち~

    働くこと・挑戦し続けることへの思いを綴ったインタビュー

    はじめての転職診断

    あなたにピッタリのアドバイスを読むことができます。

    転職Q&A

    転職に必要な情報が収集できます

    スカウト転職する

    企業からアプローチのメッセージが届きます。