Merriam-Websterが今秋に出版予定の辞書に追加する新語のサンプルをオンラインサービスMerriam-Webster OnLineで公開した。その中には「mouse potato」や「manga」が含まれるほか、「google」を動詞として使う用法が認められている。
テクノロジやコンピュータ関連に加えられたmouse potatoは、「長時間をコンピュータの前で過ごす人」という意味。テレビばかり見ている人を指す「couch potato (カウチポテト)」を語源としている。このほか同カテゴリーでは、「spyware(スパイウエア)」や「ringtone(リングトーン)」も追加されている。googleは「Googleの検索エンジンを使ってWebから情報を得る」行為を指す動詞として登録されている。語形変化としてgoogledやgooglingが示されている。
日本語でも"ググる"が一部で通用するが、米国ではgoogleが"検索"を指す言葉として広く使われており、2002年には動詞としてAmerican Dialect Societyのワーズ・オブ・ザ・イヤーの次点となっていた。分類すればスラングだが、Merriam-Webster's Collegiate Dictionaryのような流行語の追加に慎重な辞書に書き加えられることで、一般語として認められるようになる。
googleのように特定の企業のトレードマークが動詞として認められるのは、その分野における人気の高さや実力を現すことになるが、一般語として普及するとトレードマークとして認められにくくなるという問題も発生する。過去の例では、コピーをとるという意味の「xerox」、掃除機をかけることを指す「hoover」などがある。今回のgoogleは、Googleの検索エンジンを使う場合に限定されており、一般的な検索行為を指す言葉ではないため、Googleとしても一安心だろう。
テクノロジ/コンピュータ以外の新語を紹介すると、avian influenza (鳥インフルエンザ)、biodiesel (植物性の油を原料にしたディーゼル燃料)、soul patch (下唇のしたの小さなひげ)、supersize (サイズを大きくすること)、drama queen (感情表現やリアクションがオーバーな人)、manga (日本のコミック)、agritourism (田舎に滞在して、自然に触れたり、農作業をする)など。soul patchは鼻の下のひげも含めて使われるケースも多いが、Merriam-Websterは"下唇のしたのひげ"としている。
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