freedb楽曲情報提供サービス停止-どうなる?フリーのジュークボックスソフト

 

CDデータベースサービスのfreedbは1日、音楽CDの曲名やアーティスト名などの情報を無償提供するオンラインサービスを停止した。意見の相違により主要開発メンバーが脱退、残されたメンバーでは継続が困難と判断されたことによるもの。Webサイト上ではドメイン名の売却にまで言及されていることから、このままプロジェクトが終息する可能性は高い。

freedbのサーバから楽曲情報を取得するアプリケーションは、xmmsやGnome CD Playerといったジュークボックスソフトのほか、Windows用CDライティングソフトDiskJugglerなど多数が存在する。楽曲情報を取得するライブラリlibcddbもfreedbに依存することから、サーバの停止は広い範囲に影響をおよぼす。

CDデータベースサービスには、コミュニティ主導のfreedbのほか、米Gracenote「CDDB」がある。iTunesなどコマーシャルベースのアプリケーションの多くはCDDBを採用している一方、フリー/シェアウェアではfreedbを採用するという棲み分けがなされている。

ただし、freedbのサーバに蓄えられた楽曲データは、freedbの開発メンバーが緊急避難的に立ち上げたfreedb2プロジェクトに引き継がれたため、現時点ではサーバの停止に伴い楽曲データベースが失われることはない。今後はfreedbに依存するアプリケーション/ライブラリのfreedb2への移行が促される可能性が高いが、データベースの保守やミラーサーバの設置など課題が山積していることから、これからの動向が注目される。

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