OpenOffice.org 2.0.3リリース - Calcが23%高速化

    海上忍  [2006/06/30]

    OpenOffice.orgは29日(米国時間)、オープンソースのオフィススイートの最新版「OpenOffice.org 2.0.3」をリリースした。同プロジェクトのWebサイトでは、Windows 98/Me/2000 SP2以降/XP/2003、Solaris 8以降(SPARC/x86)、Linux(カーネル2.2.13以降、glibc 2.2.0以降)に対応したバイナリパッケージの配布を開始している。Mac OS XやFreeBSDなど他のプラットフォームについても、順次提供される予定。

    今回のリリースでは、各コンポーネントのパフォーマンスが大幅に改善。表計算機能の「Calc」では、ベンチマークの値が23%上昇したという。ほかにも、Microsoft Officeで作成したファイルとの互換性向上や、ハイフネーション処理の改良が図られている。

    Mac OS X版には、PFB/TTF/OTF/BDF各フォント形式を相互変換する「fondu」を統合、フォントの選択肢が増えた。Intel CPU搭載機種への対応も明らかにされたが、30日時点ではMac OS X版バイナリの配布開始時期は未定(コミュニティレベルでのRC版の提供はすでに開始)

    OpenOffice.org 2.0.3では、Javaアプレットやマクロ言語の実装で確認されていた脆弱性など、セキュリティ上の問題がいくつか修正されているため、同プロジェクトではすべてのユーザに対しアップデートを呼びかけている。また、既存のユーザにはアップグレードパッチも提供される予定。

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