Wine派生のDirectX互換環境「Cedega 5.2」リリース

    海上忍  [2006/06/15]

    カナダのTransGamingは13日(現地時間)、Wineの技術を利用したWindowsゲーム実行環境の最新版「Cedega 5.2」をリリースした。動作には、Linuxカーネル2.4以降、XFree86 4.0以降、glibc 2.2以降がサポートされたLinux OSのほか、OpenGLハードウェアアクセラレーションに対応するビデオカードが必要。

    Cedega 5.2では、サポートするゲームタイトルを自動検出し、最適な条件で自動セットアップする「Games Disc Database (GDDB)」が新たに装備された。GDDBの機能によりユーザのフィードバックが得られることから、動作設定が大幅に簡略化される。また、OLDblivionをインストールすることにより、スタンドアロン型RPGとして高い評価を集める「Elder Scrolls IV: Oblivion」がプレイ可能となったほか、Guild WarsやThe Longest Journeyなどのゲームタイトルで確認されていた不具合が修正されている。

    Cedegaは、Windows/DirectX用ゲームソフトをLinux上で実行可能にする実行環境。Windows API互換のWineから派生、DirectXに最適化されたゲーム向け実行環境「WineX」として開発が進められ、2004年6月に現在の名称に改められた。サポートされるゲームタイトルは、BattleField 2や World of WarCraft、Dungeon Siege 2、Madden 2006、Half Life 2、City of Villains、WarCraft IIIやStar Wars Galaxiesなど多数。Cedegaを利用するためには、1ヶ月あたり5US$の有償サービス「TransGamings subscription」に参加する必要がある。

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