「Google Earth 4」のベータ提供開始、高解像度画像が4倍に

    Yoichi Yamashita  [2006/06/13]

    米Googleは6月12日(米国時間)、Googleplexで行われたGeo Developer Dayで「Google Earth」の最新版となるRelease 4(以下Google Earth 4)のベータ版の公開、Google Mapsのアップデートなどを発表した。

    Google Earth 4は、ユーザーインタフェースが改善された。ナビゲーションボタンがメイン画面内に配置され、地図画像をより広いスペースで表示できるようになったほか、各種ツールに手早くアクセスできるツールバーが設けられた。より精細になった高解像度の衛星画像を利用できる範囲が従来の4倍に向上。世界の人口の1/3が住む地域で1メートルを切る高解像度画像が表示できるという。この画像データベースはまずGoogle Earth向けに提供されるが、近々Google Mapsでもアクセスできるようになるそうだ。またテクスチャを施した3Dモデルの建物の表示サポートが追加され、よりリアルで精細な3D世界を展開できるようになった。同社は3Dデザインツールとして「Google SketchUp」を無償提供している。

    サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地AT&T Park。衛星写真の解像度アップで、より鮮明に

    Google Earth 4の対応OSはWindows XP/2000、Mac OS X 10.3.9以降、Linuxなど。英語のほか、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語などの言語バージョンが用意されている。

    AT&T Parkをノンテクスチャの3Dモデルで表示

    テクスチャを施したサンフランシスコのシティホール

    Google Mapsは、Google Earthのファイル形式であるKMLの表示をサポートするようになった。これによりGoogle Earthで作成したデータをWebブラウザで表示できる。

    Google Maps APIは、開発者からのフィードバックに対応して、アドレスをベースにしたデータの統合が可能になった。またイントラネットや社内アプリケーションにGoogle Mapsを組み込みたいビジネスユーザー向けに「Google Maps for Enterprise」が発表された。ライセンスとサポートを有料で提供する。社内的なデータと結びつけることで、例えば顧客の所在地や発送した商品の所在地などを地図形式で表示できる。

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