Google Spreadsheetsのライバル?--元祖表計算VisiCalc作者Socialtextと提携

    海上忍  [2006/06/12]

    米国のソシアルソフトウェア開発ベンチャーSocialtextは9日(米国時間)、Webベースの表計算ソフト「wikiCalc」の開発者Dan Bricklin氏との提携を発表した。今後両者はwikiCalcの共同開発にあたるとともに、企業向けに一部機能を追加した派生版「Socialtext Open Source Edition」の開発を進める予定。

    wikiCalcは、Webベースで実行可能な表計算ソフトウェア。Internet ExplorerやFirefoxなど主要なWebブラウザに対応、ネットワークを経由して複数のユーザが共同作業できるなどの特徴を持つ。wikiCalcの最新開発版(Beta 0.91)は、GPLのもとオープンソースソフトウェアとして公開中。

    Socialtextは、wikiCalcと同等の機能を持つ「Socialtext Open Source Edition」を、6月24日からポートランドで開催されるOpen Source Convention(OSCON)で発表する予定。Socialtext Open Source Editionには、Mozilla Public Licenseに若干の変更を加えたオープンソースライセンスが適用されるとのこと。

    Dan Bricklin氏は、1979年に発表された表計算ソフト「VisiCalc」の共同開発者。VisiCalcのヒットが最初の対応機種Apple IIの商業的成功を決定づけたとされるほか、後に開発されたLotus 1-2-3やMicrosoft Excelにも多大な影響を与えた。現在、Visicalcの著作権はLotusが保有しているが、氏のWebサイトでは1981年にリリースされたIBM PC/DOS 1.0用実行ファイルが公開され、自由に試せるようになっている。

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