PCにトラブル発生、30.1%の人は「独り言がふえる」 - シマンテック調査

 

シマンテックは8日、「パソコン利用時におけるストレス」に関する実態調査結果を発表した。PCのパフォーマンスに関するストレス、保存データに関するストレス、セキュリティに関するストレスを調査したもの。男女年代別の、PCメンテナンス、データ・バックアップ、セキュリティに関する意識が浮き彫りとなっている。

調査結果の発表にあわせ、同社は記者説明会を開催。同社執行役員で副社長の大岩憲三氏、同SMB & エンタープライズ マーケティング部 セグメントマーケティングマネージャの田上利博氏が出席。また、今回の実態調査の実施と分析を行ったインフォプラントから、事業推進本部 企画分析部 マーケティング・リサーチャーの松澤治光氏も出席した。

大岩憲三氏

田上利博氏

松澤治光氏

今回の実態調査は、メールにてアンケートを告知し、専用のWeb画面上で回答を募った。インターネット歴3年以上の、15歳以上の男女1,100人が対象となっている。実施期間は2006年4月初旬。

調査概要

回答者の属性

動作が遅い - PCパフォーマンスに関するストレスで最多

「パソコン利用時におけるストレス」では、パフォーマンスのストレス要因として「動作が遅い」が58.2%で最多。続いて、「登録サイトなどのパスワードを忘れる」(33.9%)、「ファイルを保存できない状態でアプリケーションがフリーズする」(20.9%)となっている。松澤氏は、「アプリケーションのフリーズで、15~19歳の男性46.0%がストレスを感じている。これは非常に高い数字」と特徴を示した。

問題発生時の対策および予防方法に関するアンケートでは、全体の40.4%が「特に何もしていない」と回答。松澤氏は、「特に女性が何も対策をしていないことが浮き彫りとなった調査結果」と分析する。「特に何もしていない」と回答した15~19歳の女性は56.0%で、男女別・年齢別で最も高かった。また、「ネット歴が長いほど対策を施している傾向にある」(松澤氏)という。

「特に何もしていない」と回答した人の中から、その理由を聞いてみたところ、「やり方がわからないから」が40.3%で最多。続いて、「必要ないから」(28.4%)、「手間がかかって面倒だから」(27.9%)となっている。

回答者のPC環境

ストレス要因。質問文の末尾に記載されている「MA」は「複数回答」の意

ストレス要因の内訳。15~19歳の男性が、アプリケーションのフリーズにストレスを感じていると回答している

問題発生時の対策および予防法

同、内訳。「特に何もしていない」女性の割合が高い

「特に何もしていない」理由に関する結果。「やり方がわからないから」が40.3%でトップ

「やり方がわからないから」と回答した人たちの、男女年代別の割合。「女性とお年寄りが特徴的」(松澤氏)

メールをバックアップしている人は24.7%

「保存データ関連でもっともストレスを感じることは、どんなことですか?[SA]」(SAは1回答のみの意)では、全体の28.8%の人が「重要なデータの損失」、23.9%の人が「不要なデータが蓄積される」と回答。重要なデータの損失では、15~19歳男性(40.0%)、20~29歳男性(48.0%)、15~19歳女性(38.0%)で特に高い。

「保存データにおける対策」では、「不要なデータを削除している」が49.1%で最多、続いて「データを手動バックアップしている」が39.5%、「特に何もしていない」が28.3%となっている。

「保存データ種別」に関するアンケートには、「デジカメ等の写真画像」が77.2%で最多。続いて、「送受信メール」が76.4%、「住所録等の連絡票」が73.2%となっている。しかし、送受信メールを「バックアップしている」と回答している人は24.7%との結果が発表された。

「あなたは過去1年間に、自分の大切なデータを損失したことはありますか[SA]」との質問では、50~59歳の男性で37.0%、15~19歳の女性で30.0%となっている。男性では高年齢層でデータ損失経験率が高くなるが、女性では若年層で高くなっている。また、松澤氏は「ネット歴が長い人ほど、データ損失の経験が多いようだ」と語った。

「保存データにおけるストレス」

同、男女年代別の内訳

「保存データにおける対策」

「保存データ種別」

保存データ種別の内訳。緑のバーが「保存している」、オレンジのバーが「バックアップしている」、赤のバーが「なくしたら困る」率を示している

データ損失経験の男女・ネット歴別の割合

ウイルス対策ソフトを使用している人は70.1%

「セキュリティにおけるストレス」では、「ウイルスやスパイウェアなどのプログラムの侵入が心配」と回答した人が45.7%。続いて、「個人情報漏洩によるものや、フィッシング、不当請求などによる詐欺行為」が18.9%、「スパムメールが多い」が13.9%となっている。依然としてマルウェアに対するストレスがあるようだ。松澤氏は、「30~39歳の男性が詐欺行為にストレスを感じている」と語った。

「セキュリティにおける対策」に関しては、全体の70.1%が「ウイルス対策ソフトを使用している」と回答。また、「プロバイダが提供するウイルス対策サービスを利用している」人は30.8%存在している。

「セキュリティにおけるストレス」

「セキュリティにおける対策」

「セキュリティにおけるストレス」の内訳

「セキュリティにおける対策」の内訳

また、PCにトラブルが発生した場合は、「平常心で解決に取り組む」が59.7%で最多。氏続いて、「独り言がふえる」が30.1%、「何度もクリックを繰り返す」が28.5%となっている。全体の2.9%は「PCを叩く」こともしているようだ。

「パソコンのトラブルについて」

約6割の人が「平常心で解決に取り組む」ものの、「独り言がふえる」人も多いようだ

セキュリティソフトウェアを導入することで、PCのパフォーマンスが落ち込んでしまうのではないか? この問いに田上氏は、「ノートン製品にも常駐するものがあるが、それほど影響はないのではないか」とした上で、「ストレスに感じる点は、むしろHDDのリード/ライトにあるのではないか」と語る。

同社はこれまで7回の調査を行ってきたが、PCのストレスに関するものは今回が初めて。大岩氏は、「ユーザーは、デジタルカメラの画像やTVの録画データなどをPCにため込むようになった」と語り、ここ数年でデータバックアップ分野に大きな変化があったことを示唆する。また、「以前はまず初めにPCありき、というユーザーが多かった。その延長でネットを利用し、ネットバンキングなどのサービスを利用していたのではないか」と語る。しかし、「近頃は、ネットで買い物をしたい、投資・投機をしたいなど、まず初めに目的があって、それからPCでネットを利用する人が増えた」と指摘する。「目的に関する知識はあるが、PCに詳しくない」ことが、そういったユーザーの特徴なのだという。

大岩氏は、「今後もこうした調査を継続し、各製品にフィードバックしていきた」と語り、「Norton 360だけでなく、バックアップ・リカバリ製品やPCヘルス製品を個別にリリースしていく」との考えを示した。



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