文化放送とJCBが提携、アキバユーザー向けに「QUICPay」の加盟店を拡大

 

文化放送とジェーシービー(JCB)は31日、電子マネー「QUICPay」一体型クレジットカードの発行を含む、両社の提携を発表した。提携カード「BUNCA JCBカード」を中心とした活動に注力し、文化放送に関連の深い地域でQUICPay加盟店の拡大を図るほか、両社の顧客情報を活用した新たなマーケティング手段の構築も検討する。

「BUNCA JCBカード」の会員は6月1日から文化放送のサイトなどで募集する。会員には文化放送のラジオショッピング利用で通常より多くのポイントが付くなどの優待を行うほか、会員限定コンテンツの提供、文化放送が主催するアニメ系イベントの優先予約などのサービスを提供する。加えて「BUNCA JCBカード」は、JCBが推進する後払い型の電子マネー「QUICPay」の機能を持っており、QUICPay加盟店ではカードリーダーにかざすだけでサインレス決済が可能。

文化放送は7月に港区浜松町の新社屋へ移転を予定しており、JCBと共同で浜松町周辺エリアでのQUICPay加盟店拡大を推進する。また、文化放送が出資する「東京アニメセンター」のある秋葉原でも加盟店拡大を図る。同社はアニメ・ゲーム関連番組を集中的に放送する編成枠「A&Gゾーン」を設けるなど、A(アニメ)&G(ゲーム)分野に強い放送局として知られており、今回の提携カードでも別途、専用の券面デザイン「BUNCA JCBカード 超!A&G」を用意している。

デザインは文化放送新社屋をイメージした「BUNCA JCBカード」(左)と、アニメ・ゲーム向けを意識した「BUNCA JCBカード 超!A&G」の2種類が用意される。サービス内容は同じ。QUICPayは少額決済にも適しており、レジでサインをする必要もないため、文化放送・JCBでは秋葉原の店頭などでも利用機会を広げていきたい考え

同社はカードの発行により、聴取者の会員組織化を進める。また、新社屋周辺や秋葉原といった同社に関連の深いエリアでのカード利用機会を広げることで、公開録音などで同地を訪れる聴取者に新しい楽しみを提供し、会員カードとしての価値を高める。

マス型・個人型マーケティングの相互乗り入れ

文化放送は、同社のショッピングサイト利用者やメールマガジン読者などさまざまな会員情報を保持しているが、6月下旬を目処にこれらの情報を統合し、新しい聴取者データベース「BUNCA net」に一元化する予定。今後はBUNCA netの会員情報とBUNCA JCBカードの決済情報を連携させることで、新たな広告・マーケティングツールとして機能させることも検討する。また、会員の消費動向を分析して新たなコンテンツ開発にもつなげていきたい考え。

JCBは今回の提携で、クレジットカード会員やQUICPay利用の拡大を狙うだけでなく、放送局との関係を強化することにより、情報発信手段の拡大や新しいビジネスモデルの開発に取り組む。不特定多数を対象にした放送というメディアと、"One to One"型のマーケティングノウハウを持つカード会社の提携により、より強力な顧客アプローチ手段を開拓する。

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