あの2足歩行ロボの新型が8万円台で! 近藤科学の「KHR-2HV」

    大塚実  [2006/05/27]

    近藤科学は26日、2足歩行ロボット組立キットの新製品「KHR-2HV」を発表した。新たにHV(ハイボルテージ)サーボモータを採用し、より強力でスピーディな動作を可能とした。価格はオープンプライスで、販売は6月2日より開始。秋葉原のツクモロボット王国での価格は、89,985円を予定している。

    新型機の「KHR-2HV」。スタイルは初代機「KHR-1」を踏襲している

    スマートな側面。部品点数は少なくなり、組み立てやすくなったという

    初代機の「KHR-1」は2004年6月に発売され、モーション入力を簡単にする「教示機能」や、10万円台前半という低価格を実現したことで、2足歩行ロボットの「定番」商品となった。新型機のサイズは183×353mm、重量は1.27kgと、従来とほぼ同じ。自由度の数も17と変わりはなく、外見のイメージは従来を踏襲している。

    KHR-2HVでの最大の改良点は、関節のサーボモータを高電圧タイプの「KRS-788HV」に変更したことだ。電源電圧は9~12Vと、従来使われていた「KRS-786ICS」(6.0V)に比べ1.5~2倍の電圧に対応、トルクは10.0Kg・cm、スピードは0.14sec/60°(ニッカド9セル使用時)とそれぞれ強化されている。そのほか、コントロールボードも新型の「RCB-3J」を搭載。従来は基板を2枚必要としていたが、RCB-3Jは1枚で全てのサーボを制御できるので、省スペース化も実現された。インタフェースはUSB(従来はRS-232C)接続に対応した。

    組立キットの内容は、軽量アルミ合金フレーム(アルマイト処理済)、強化樹脂成型サーボアーム、コントロールボード「RCB-3J」、サーボモータ「KRS-788HV」×17個、ニッケル水素バッテリ(10.8V-300mA)、専用充電器、マニュアル・ソフトウエア収録CDなど。

    なお、九十九電機では標準のKHR-2HVに加え、同社オリジナルセットも発売する。安定化電源を加えた「安定化電源セット」(10万9,800円)、無線操縦を可能とする「無線操縦セット」(11万4,800円)から、ROBO-ONEで入賞を目指すために公式リングと同じ材質の練習リングも付いた「チャレンジ! ROBO-ONEセット」(18万4,800円)なども用意。さらに、組み立てる時間がない人向けに、完成モデルも10万9,800円で提供される。

    「無線操縦セット」

    「チャレンジ! ROBO-ONEセット」

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