新ソケット「AM2」の販売がスタート! CPU/マザーとも幅広いラインナップ

大塚実  [2006/05/24]

米AMDから23日(現地時間)、新ソケット「Socket AM2」のデスクトップCPUが発表されたばかりだが、早速店頭での販売が開始されている。取材時に確認できたのはAthlon 64 X2 4800+までで、シングルコアのAthlon 64 / Sempronも入荷。マザーボードのラインナップはまだ"必要最小限"といったところだが、ハイエンドモデルからエントリー向けまで揃っており、新プラットフォームの立ち上がりとしては悪くない。

ドスパラ秋葉原本店のSocket AM2コーナー。マザーボード5種類を販売

CPUは、Athlon 64 FX以外が入荷。数量は潤沢に流通しているようだ

Socket AM2は、新たにDDR2メモリに対応したAMDの新プラットフォーム。ピン数は940ピンだが、Opteronで採用されているSocket 940と互換性はなく、移行には新CPUと新マザーボードが必要となる。詳細については既報の通りだが、AMDはAthlon 64 FX / Athlon 64 X2 / Athlon 64 / Sempronといった全シリーズで新ソケットのプロセッサを投入した。

CPUで入荷が確認できたのは、Athlon 64 X2が4800+ / 4200+、Athlon 64が3800+ / 3500+ / 3200+、Sempronが3600+ / 3400+ / 3200+ / 3000+ / 2800+といったモデル。最上位モデルのAthlon 64 FX-62がないのは残念ではあるが、当初からデュアルコア製品が用意されているのは大きいだろう。店頭での価格は以下の通り。

ブランド モデル 価格
Athlon 64 X2 4800+ 78,500円~83,000円程度
4200+ 47,000円~48,000円程度
Athlon 64 3800+ 35,000円~37,500円程度
3500+ 23,000円~24,500円程度
3200+ 16,500円~18,000円程度
Sempron 3600+ 15,500円程度
3400+ 12,500円程度
3200+ 11,000円程度
3000+ 9,500円程度
2800+ 8,500円程度

新ソケットでは、従来Socket 939/754と別れていた製品ラインナップが1つに集約されており、1つのソケットでエントリーからハイエンドまで全てカバーされる。価格帯はAthlon 64 X2 > Athlon 64 > Sempronとちょうど別れており、最初はローエンドで購入しておき、価格がこなれてからアップグレードするのもいいだろう。

Socket 939版(右)に比べると、パッケージは幾分小さくなった。ショップ側としては嬉しいところ

新パッケージでは、側面からCPUのOPNを確認できる。ちなみにこれはAthlon 64 X2 4800+

これはAthlon 64のパッケージ。箱の大きさは全て同じ

Sempronは今回、なぜかラインナップが一番充実している

一方、対応するマザーボードは、ASUS、MSI、BIOSTARの製品が入荷していた。ハイエンドとなるのは、NVIDIA nForce 590 SLIチップセットを搭載するASUSの「M2N32-SLI Deluxe」。8フェーズ電源回路を搭載するSLI対応マザーボードで、IEEE 802.11b/gの無線LAN機能も備える。価格は32,800円程度となっていた。

ASUSの「M2N32-SLI Deluxe」。AMD Live!にも対応

その基板。冷却機能「Stack Cool 2」も搭載する

一挙に8モデルを発表したMSIからは、「K9N SLI Platinum」 「K9N Neo-F」といった2製品が発売されている。K9N SLI PlatinumはNVIDIA nForce 570 SLIチップセットを搭載する上位モデルで、価格は24,000円~26,000円程度。もう一方のK9N Neo-Fは、NVIDIA nForce 550チップセットを搭載するエントリーモデルで、こちらは14,000円程度と購入しやすい価格となっていた。両製品とも、多くのショップに入荷していた。

「K9N SLI Platinum」

「K9N Neo-F」

またドスパラ秋葉原本店では、BIOSTARの低価格モデルも販売中。「TForce 550」はNVIDIA nForce 550チップセットを搭載するモデルで、価格は9,780円。さらに、「GeForce 6100 AM2」はNVIDIA GeForce 6100+nForce 410を搭載する統合グラフィックのマイクロATXマザーボードで、価格は7,980円とさらに安い。通常、新プラットフォームへの移行はハイエンドユーザー側から進むことが多いが、Sempron 2800+と組み合わせて、いきなり低価格のSocket AM2システムを作ってしまうのもいいかも。

「TForce 550」。PCIスロットが4本と豊富。GbE、8chオーディオも備える

「GeForce 6100 AM2」。安いながらも、SATA RAIDなどにも対応している

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