OOXML 1.3ドラフト版公開 - ODFとの"標準争い競争"が本格化

    海上忍  [2006/05/22]

    ECMA Internationalはスイス時間の18日、オフィスファイルフォーマット「Office Open XML(OOXML) File Formats 1.3」のドラフト版を一般公開した。目次を含めると4,000ページを超えるボリュームの仕様書は、PDFとOOXMLの2種類のフォーマットが用意され、ECMA InternationalのWebサイトからダウンロードできる。

    OOXMLは、米Microsoftが開発を進めているオフィススイート「2007 Microsoft Office」(開発コード名: Office 12)に採用が予定されている、XMLベースのファイルフォーマット。仕様が公開されるほか、ロイヤリティフリーでライセンス供与されることから、オフィスファイルフォーマットの標準を巡る競争の有力候補の1つと目されている。

    OOXMLの認定作業は、ECMA Internationalの小委員会「TC45」を中心に、MicrosoftやIntel、Apple Computerなどの有力企業の協力を得て進められた。同企業グループは、ISOによる認定の獲得を目指し、今後もECMA Internationalに対し働きかけを行う見通し。なお、TC45の議長(2名)はMicrosoftから、副議長(1名)は大英図書館から派遣されている。

    オフィススイート用ファイルフォーマットは、OpenOffice.org 2.0の標準ファイルフォーマットとして採用されている「OpenDocument Format(ODF)」とOOXMLとの間で、標準の座を巡り競争がある。ODFの普及促進を担う団体「OpenDocument Format Alliance」には、IBMやSun MicroSystems、ジャストシステムなど、世界の150を超える企業/団体が参加している。

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