au、ウォークマンケータイに「史上最高装備」タフネスケータイ

 

KDDI、沖縄セルラー(au)は、国内初の「ウォークマンケータイ」やWIN端末初の耐水・耐衝撃のタフネスケータイなど、携帯電話の新モデル7モデルを発表した。6月上旬から順次発売し、価格はいずれもオープンプライス。

auでは、11月までに実施される携帯電話ナンバーポータビリティ制を前に、「ユーザーの目がさらに厳しくなる」(執行役員 au事業本部長 川井徹氏)として、バラエティに富んだ7モデルを用意、ユーザーニーズに幅広く応えたい考えだ。

川井徹au事業本部長

ウォークマンケータイ W42S

W42S(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)は、国内で初めてソニーの「ウォークマン」ブランドを採用、1GBの音楽専用メモリを搭載した音楽ケータイ。新開発の音楽専用チップ「Mobile Music Enhancer」により、携帯電話で最長という約30時間の音楽再生を実現。1GBの音楽専用メモリにより、1曲1.5MBの場合で最大約630曲を保存できる。

W42Sの特徴

W42Sを持つソニー・エリクソンの石塚常務

本体はスライド式のストレート端末で、本体底部には音楽操作を直感的に行える「ミュージックシャトル」を装備。ボタンを押すと再生・停止、ボタンを回すと早送り・早戻しの操作が簡単にでき、「音楽の本質にこだわり抜いた」(au商品企画本部プロダクト企画部大塚浩司部長)設計で、「ウォークマンと呼ぶにふさわしい機能を搭載し、音楽ケータイとしてのデザインを徹底的に追求した」(ソニー・エリクソン常務取締役 石塚宏一氏)。

音楽ケータイに望まれているのはプレイヤーとしてのデザインと再生時間

W42Sでは最長約30時間のロングプレイが可能。デザインも工夫。auでは、音楽への注力を継続、LISMO対応端末は夏モデルをあわせて13機種まで拡大

ウォークマンは、79年の登場以来、携帯型音楽プレイヤーとして一時代を築いたブランドだ。「音楽プレイヤーといえばウォークマン、音楽といって思い起こす携帯キャリアはau、音楽ケータイといえばソニー・エリクソン」というユーザー調査を引用し、石塚常務はこの3つのブランドで携帯音楽市場の牽引と活性化を狙う。

携帯型のポータブル音楽プレイヤーといえばウォークマン

音楽で思い浮かぶキャリアはau

音楽ケータイのイメージはやはりソニー・エリクソン

3つのナンバーワンブランドを融合させたW42Sで携帯音楽市場の拡大を狙う

ソニー・エリクソンのウォークマンケータイは、昨夏からすでに海外では販売。発売後8カ月で、累計販売台数が550万台を超えるヒットとなっているが、海外ではPCでリッピングしたCDの楽曲を転送するといった用途が中心であるのに対し、国内は着うた・着うたフルにより、携帯電話で直接楽曲をダウンロードする「好環境が整っている」(石塚常務)。auのEZ「着うたフル」対応サイトはすでに80を越え、15万曲を配信しており、5月現在で累計4,700万曲がダウンロードされており、日本レコード協会の調べでは、昨年1年間の有料音楽配信の9割以上が携帯電話経由の販売だったそうだ。

ウォークマンケータイの第1弾は、海外で昨年8月の発売

右肩上がりに販売台数を伸ばしたウォークマンケータイ

EZ「着うたフル」が好調なau

日本の有料音楽配信市場は、金額も数量も携帯が9割以上を占める。PC向け音楽配信市場も伸びているが、携帯が強すぎる、ということだろう

こうした環境下で、auは「au LISTEN MOBILE SERVICE」(LISMO)を開始、着うたフルのPCバックアップを可能にしたほか、PCで楽曲を購入して携帯電話に転送することも可能にし、携帯電話での音楽環境を着実に広げてきた。

着うたフルのダウンロードは上昇しているが、LISMOが開始されてさらに増加している

今回、音楽に特化したデザインと約30時間という連続再生時間、1GBの大容量メモリという、ユーザーの強いニーズに応える形でウォークマンケータイを投入することで、「音楽といえばau」というユーザーイメージをさらに拡大していきたい考えだ。

会見には、音楽評論家の萩原健太氏もビデオメッセージを寄せた。「身軽でカジュアルで、誰もが持っているケータイとウォークマンの文化が合体するのは当然の結果。新しい時代の一歩がいよいよ踏み出せる」と"ウォークマン"と携帯の融合を歓迎

こちらはソニー・エリクソンのCMにも出演中のミュージシャンDef Tech。「(携帯がウォークマンになるという)すごい時代になった。もっともっとも面白い時代になってくれるのを期待している」とコメント

音楽再生にはインタフェースをダウンロードして変更可能なプレイヤーソフト「シャトルプレイヤー」を搭載。メール作成中やEZweb閲覧中も画面上部に音楽情報を表示する「スマートバー」により、いつでも音楽を楽しめるほか、イコライザ機能、音漏れを抑えるAVLS機能も備える。

スライド式の本体を備えたW42S。左はリモコン。KDDIの大塚氏によれば、ソニー・エリクソンが一から開発をした端末だという

この背面の円形のボタンがミュージックシャトル

本体カラーはスパークピンク、ヒートブラック、プリズムホワイト

そのほか、PC向けサイトも閲覧できる「PCサイトビューアー」、赤外線通信機能、有効125万画素カメラに画像を補正する「ルミナスエンジン」、「EZ助手席ナビ」、ゲームアプリ「LUMINES」、時計アプリ「AmbientTime」なども搭載する。

本体サイズは約49(W)×106(H)×24(D)mm、約123g。連続通話時間は200分、連続待受時間は約250時間、液晶サイズは約2.2型QVGA、データフォルダは音楽専用メモリとは別に約38MB、日本語入力はPOBox+Adovanced Wnn V2、外部メモリはメモリースティックDuo/PRO Duo。発売は6月下旬で、価格はオープンプライス。

G'zOne W42CA

耐水・耐衝撃性を備えるG'zOne W42CA(カシオ計算機製)は、2000年2月に初登場したタフネスケータイの最新モデル。昨年、2001年8月以来4年ぶりとなる新モデル「G'zOne TYPE-R」がCDMA2000 1x端末としてリリースされ、そして今回、いよいよWIN端末として登場した。

W42CAの特徴

WIN端末になったことで、GPSアンテナを始めアンテナ数が増えたことでデザインの変更を余儀なくされたW42CA。これまでのマグネシウムのきょう体では性能が出せないことから外装を強化プラスチックに変更。スペースの都合からバッテリ室にau ICカードとmicroSDカードスロットを配置、バッテリに防水パッキン施すことで防水性を確保した。ただ、TYPE-Rとは異なり、バッテリがはずれると防水性能が発揮できないため、バッテリをロックする背面のロックの部を2つに増やしてバッテリをはずれにくくした。

カシオのマーケティング課長・佐野敬氏

こちらは旧G'zOne

未来的なイメージでデザインされたというW42CAは、丸形の背面液晶の周囲に蓄光タイプのリングを備え、液晶自体は常時表示タイプを採用。1ボタンで方位が分かる電子コンパス、ストップウォッチ、最長60分のカウントダウンタイマーなどの機能も利用できる。

4年のブランクがあったにもかかわらず、使い続けている人が多かったG'zOne

やはりタフネス性能を求めての購入者が多い

WIN端末への要望は、毎月コンスタントに来ていたそうだ

そして誕生したWIN端末版のG'zOne。コンセプトはこんな感じの未来

耐水・耐衝撃性能としてはIPX7(旧JIS保護等級7)相当で、常温の水道水を満たした水深1mの水槽で30分間放置しても電話機として利用できるレベル。カシオの通信営業部マーケティング課長の佐野敬氏によれば、4年のブランクがありながらも一定のユーザーは旧G'zOneを使い続け、TYPE-Rはかなりの売上を記録したそうだ。タフネス性能を望むユーザーは一定の割合でおり、しかもWIN端末化の要望も多く寄せられたことから、今回、ついに部品点数の多いWIN端末でもG'zOneが実現された。「タフネス史上最高装備」(佐野課長)という。

課題の1つはアンテナ。WINになり、GPSアンテナを含めると3本のアンテナを収容する必要があった

au ICカードと外部メモリ部の耐水性も必要、ということでゴムパッキンをバッテリパックに設置

LISMOやHello Messenger、EZナビウォーク(声de入力対応)、PCサイトビューアー、GLOBAL EXPERT、有効207万画素AF付きカメラ、2.4型QVGA液晶、50MBのデータフォルダ、赤外線通信など、WIN端末の主要機能はほぼ網羅。

こんな感じに水につけても平気

本体サイズは約53(W)×117(H)×29(D)mm、約155g。連続通話時間は190分、連続待受時間は約240時間、日本語入力はATOK for au+AI推測変換「APOT」(関西弁対応)、外部メモリはmicroSD。発売は6月下旬で、価格はオープンプライス。

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