GoogleのAPI戦略に新たな動き、GDataで「Google Calendar」のAPI公開

    Yoichi Yamashita  [2006/04/21]

    Googleが「Google Calendar」のデータAPIを公開した。GData(ベータ)という新たなAPIモデルを基盤としている。

    Google Calendarは、4月12日にべータ公開されたばかりのオンライン予定表サービスだ。APIが公開されたことで、開発者は同サービスにアクセス可能なカスタム・サービスやアプリケーションを作成できる。最近話題のマッシュアップサービスが可能になる。

    Google Calendar data APIの基盤となっているGDataは、"Google Data APIs"の簡単な呼び名だ。REST、Atom 1.0およびRSS 2.0をベースにした新しいプロトコルである。GDataをサポートするサービスから情報を取得する場合、クライアントはHTTP GETリクエストを送り、サービスはAtomまたはRSSフィードを返す。またHTTP PUTリクエストを送ることでデータのアップデートも可能だ。Google Calendarのような個人サービスにアクセスするための認証にも対応する。拡張性が高く、Gmail、Google Reader、Bloggerなど、Googleの他の認証を必要とするサービスへの展開も今後の注目点となる。

    Google CalendarはGDataフィードの形で、クライアント・アプリケーションにカレンダーイベントの閲覧やアップデートを許可する。クライアント・アプリケーションはGoogle Calendar data APIを通じて、新イベントの作成、編集、イベントの削除、イベント検索などを行う。活用例として、Google Calendarをバックエンドとして使用するグループスケジュール用のWebフロントエンドの作成、企業や組織のイベント・データベースの内容を一目で確認できるようにするパブリックカレンダーの作成などが挙げられている。

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