米Novell、.NET互換うたう開発フレームワーク「Mono 1.2 Beta」をリリース

米Novellは3日(米国時間)、ボストンで開催中のLinuxWorld Conference & Expoにおいて、Microsoft .NET開発フレームワークのオープンソース版「Mono 1.2」のベータプログラム開始を発表した。MonoプロジェクトのWebサイトでは、Linux x86やWindows、Mac OS Xなど各プラットフォームに対応したバイナリのほか、ソースコードの配布が開始されている。

Mono 1.2 Beta(バージョンの表記は1.1.14)では、.NET 1.1の仕様に完全準拠したほか、部分的に.NET 2.0のサポートを実現。Windows互換のボタンやリストボックスなどのウイジェットや2D描画エンジンを含む「Windows Forms」に対応、既存のWindows用アプリケーションをPC-UNIXへ移植する作業が容易となった。ほかにも、Intel製CPUを搭載したMacintoshなどサポートするOS/ハードウェアの追加、仮想マシンのアップグレード、Javaサポートの拡張、パフォーマンスと安定性が改善されている。2006年夏に出荷予定のSuSE Linux Exterprise Desktop 10では、Monoを利用して開発されたアプリケーションが多数収録される予定とのこと。

Monoプロジェクトは、Gnomeの開発でも知られる新興企業Ximianが開発に着手した、Microsoft .NET互換の開発フレームワーク。2003年8月にXimianはNovellにより買収されたが、XimianのCEO職にあったMiguel de Icaza氏(現Novell社開発担当副社長)を筆頭とするMonoチームは存続、Novellの一部門として開発が続けられていた。



人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事