NHNが大作MMORPG「R2」発表 - メンバーが育てるギルドスキルツリーに注目

    佐々木朋美  [2006/03/29]

    韓国NHNは、MMORPG「R2 - Reign of Revolution'」(R2)のクローズドβサービスの実施を発表した。

    R2はNHNの子会社・NHN Gamesが開発、NHNがサービスを提供する。開発に2年を費やしたというR2は、時代を中世に設定。統一政権がない戦乱の世で、各騎士団勢力による「Koh'lpot」島の天下統一をめぐって巻き起こる、熾烈な戦いを描いている。

    美しい景観。ゲームでは山、川、城などさまざまな地形でのプレイが楽しめるという

    ゲームは、複数のプレイヤーで組織されるギルドが中心となって展開する模様。ギルドは、個人のスキルツリー(能力)とは別に、ギルドメンバー全員に適用される特殊能力「ギルドスキルツリー」を持っている。各メンバーがギルドクエストを遂行することでギルドスキルツリーを向上させ、ギルド全体の能力を上げていくことが可能となっている。ただし、クエストなどで得たギルドスキルツリーの所有権は、そのクエストを遂行したメンバー個人にある。そのため、その個人がギルドから脱退すると、その能力はギルドスキルツリーから失われてしまう。

    さらにR2の最大の特徴は「スポット」という概念を導入した点にある。ゲームの舞台であるKoh'lpot島は4つの領地に分けられ、各領地には、7~8つの小さな地域「スポット」が存在している(島全体では30あまり)。ちょうど、江戸時代の「藩」のようなものだという。

    各スポットには、神聖な力を持つ「ギルドストーン」が存在しており、どのスポットを占領したかによって、得られるギルドスキルツリーが変わってくる。また攻城戦に勝利すると、該当領地の税金だけでなく、領地でもっとも強力なスキルツリーを得ることができる。ギルドはこのスポットおよび各地域にある城を占領することによって強化されていく。

    また、ギルドメンバーの手柄に対する褒賞システムも導入している。これは戦闘で大きな手柄をあげたメンバーに、褒美としてギルドから経験値などを贈ることができるというシステム。この褒賞は、メンバーが普段のモンスターの狩りなどで得た経験値の約5%をギルドの口座のような場に貯蓄しておくものだ。

    戦闘時は、相手のレベルやダメージなどの数値をほとんど知ることができなくなっており、戦闘のスリルを味わうことができるとしている。

    制作陣も豪華だ。音楽はコーエーの「信長の野望」シリーズの作曲で有名な山下康介氏が担当。同氏が神奈川フィルハーモニー管弦楽団とともに制作した20曲以上の音楽が、ゲームの臨場感をいっそう高めてくれるという。

    制作は3D MMORPG「RYL Online」を手がけた、NHN Gamesのレインボースタジオだ。

    NHN Gamesでは、R2を紹介するWebサイトを用意。ここでは詳しいストーリーの紹介やスクリーンショット、音楽の制作風景や画像のダウンロードなどが提供されている。

    とくに音楽紹介ページにおいては、山下氏をはじめとした音楽スタッフへのインタビューおよび神奈川フィルハーモニー管弦楽団の演奏シーンの映像鑑賞、楽曲のダウンロードが可能となっている。

    音楽ダウンロードは、紹介サイトのトップページから「Enter」をクリック。右側に並んでいる「OST」タブをクリックすると、音楽紹介のページに切り替わる。ここから「Download」ボタンをクリックすると、楽曲のダウンロードが可能となる。

    魅力あるキャラクター

    βテスト時は「ナイト」「レンジャー」「エルフ」の3クラス

    同社では4月6日から16日にかけてクローズドβテスターを募集する。クローズドβテストでは、「ナイト」「レンジャー」「エルフ」の3クラスが公開となる予定で、テスト期間は4月19日~5月3日。第2次クローズドβテストは5月中、オープンβテストは7月中に実施される予定だ。

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