Java Webアプリの動作状況を把握 - Tomcat Probe 1.2、JBossにも対応

    後藤大地  [2006/03/28]

    The Tomcat Probe projectは27日(スイス時間)、Tomcat Probeの最新版であるTomcat Probe 1.2を公開した。Tomcat ProbeはリアルタイムにApache Tomcatを管理するためのツール。監視対象は単一のホストで、Webベースの管理機能が提供される。また付加的な機能ではあるが、Web開発やシステム管理を補助する機能も備えている。

    Tomcat Probe 1.2はGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2のもとで提供されているオープンソースソフトウェア。Apache Tomcatで動作するWebアプリケーションとして作成されており、XHTML 1.0やCSS 2.0などの技術を中心に作成されている。

    Tomcat Probe 1.2における主な変更点は次のとおり。

    • JBoss 4.0.xおよび3.2.8.SP1のサポートの追加
    • JBoss data sourcesサポートの追加
    • ソースコードビューアにおけるJSPシンタックスハイライト機能の追加
    • スレッドのプロパティを表示するための"Threads"タブの追加
    • 日本語翻訳の追加
    • ロシア語翻訳の追加
    • Tomcat instance uptimeに類似したアップタイム表示機能の追加
    • 特定の条件下で0による割り算が実行されていたバグを改善
    • "Logs"タグにおけるThreadDeath問題の修正
    • unknown/misconfiguredログにおいても"Logs"タグが動作するように改善
    • Root context "/"に関するバグの修正
    • セッションサイズ見積り精度の向上

    Tomcat Probe 1.2 – チャート

    Tomcat Probe 1.2 – システムインフォメーション

    Tomcat Probe 1.2 – スレッド情報一覧

    Tomcat Probe 1.2 – Webアプリケーション情報

    Tomcat Probe 1.2において主に注目するべきは、JBossへの対応が追加された点と、日本語の翻訳文章がマージされた点にある。Webアプリケーションの開発・デプロイ・運用のインフラストラクチャとして、Tomcat単体ではなくJBossを採用するシーンも増えている。Javaの活躍するシーンがエンタープライズシステムに移行するにつれて、この傾向はさらに広がると予想される。Tomcat ProbeがJBossに対応したことは、こうしたエンタープライズシステムも監視対象にいれたという点において有用。

    Tomcat Probeは最新版のデモンストレーションがLive demoにおいて公開されている。ユーザ名demo、パスワードdemoにてログインし、実際の稼働状態を体験が可能だ。

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