米IBM、Gnome用テキスト読み上げソフト「Linux Screen Reader」を公開

米IBMは23日(米国時間)、Gnome環境用のテキスト読み上げソフト「Linux Screen Reader」(以下、LSR)をオープンソースソフトウェアとして公開した。ライセンスにはCommon Public License(CPL)v 1.0が適用、無償で利用できるが、ソースコードのダウンロードにはIBM ID(IBMとLenovoのWebサイトで有効なユーザアカウント)が必要。

LSRは、スクリプト言語のPythonで記述された、Gnomeのデスクトップ環境に非視覚的な手段でアクセスするためのアプリケーション。画面に描画された内容を音声で出力するなどの活用方法が検討されているが、今回公開されたバージョン0.1.0では、入力先のデバイスとしてキーボードを、出力先のデバイスとしてIBMが開発したViaVoiceスピーチエンジンの利用を実装したにとどまる。標準装備のスクリプトには、Gnomeの要素に対しフォーカスを移動したとき、選択したときなど、GUIの基本的な動作に反応するものが定義されている。

LSRの動作要件としては、800MHz以上のCPUと512MB以上のメモリのほか、サウンドカードとキーボード、GnomeがインストールされたLinuxマシン、IBM text-to-speech(TTS)シンセサイザが挙げられている。なお、3月27日時点ではサンプルの音声が提供されているにすぎないが、Capital AccessibilityのWebサイトからLSRで利用できるTTSを購入可能とのこと。



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