科学技術振興機構、過去の学術雑誌が読めるサイト「Journal@rchive」27日に公開

 

Journal@rchiveのサイト

科学技術振興機構(以下、JST)は、24日、日本の学術雑誌のアーカイブサイト「Journal@rchive」(ジャーナルアーカイブ)を、3月27日から公開すると発表した。27日時点で公開されるのは、平成17年度のアーカイブ化対象となった学術雑誌74誌のうち、創刊号からのアーカイブ化を終えた52誌。論文数にすると約3万本となる。サイトの閲覧はすべて無料だ。

対象となる学術雑誌は、電子アーカイブ対象誌選定委員会(委員長:黒川清日本学術会議会長)によって決定された。世界に向けて公開するという観点から、英文誌であることが選定基準の1つであったため、論文はほとんどが英文だ。収録されている論文には、湯川秀樹博士、朝永振一郎博士のノーベル賞受賞論文や、国内初の女性理学博士である保井ノコ博士の論文、南方熊楠の粘菌に関する論文など、歴史的な文献も含まれる。

サイトの検索機能としては、読みたいジャーナルのタイトルを入力し、特定の巻号の目次から個別論文にたどりつく「ジャーナル検索」、探したい「キーワード」を本文に含む論文をすべて検索する「記事検索」などがある。

個別の論文の閲覧ページでは、論文が掲載された雑誌名、論文タイトル、執筆者などの基本データはもとより、論文の抄録、雑誌1ページ1ページをスキャンした全文のPDFファイルも閲覧できる。このPDFファイルは印刷や、個人のPC上へのローカル保存も可能な状態。ただし、論文の文字はフォント情報ではなく、画像情報として保存されているため、PDFファイルそのものの文字検索機能を使うことはできず、スクリーンリーダーなどにも、現時点では対応していないとのこと。

さらに、同サイトはJSTが平成10年度より、開発・運営している科学技術情報発信・流通システム「J-STAGE」で使われている技術が採用され、海外の論文データベースや、電子ジャーナルサイトとも連携がとれている。このため、ある論文が引用している論文の一覧表示や、逆に、その論文を引用している論文を表示させることも可能とされている。

黒川氏は「先人の優れた研究が話題に上がったとき、それにすぐアクセスできるのは大事なこと。知的な遺産を保存し、若い人々に継承することにもなる」と同サイトの意義を語る。

JSTによれば、まだ作業中の22誌も、作業が終わり次第、順次、サイトで公開していくとのこと。作業の効率化を図るために、キルタスの自動ブックスキャナの導入も行うことも報告された。平成18年度以降も対象雑誌をさらに増やし、今後5年間で500誌を目標としているという。



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