The FreeBSD Project, the FreeBSD Security Officer and the Security Officer Teamは22日(米国時間)、3つのFreeBSD Security Advisoryを報告した。遠隔攻撃可能なものもあるため、運用しているサービスによっては迅速な対応が必要。サーバ管理者は十分に注意されたい。
FreeBSDはデフォルトのMTAとしてsendmailを採用している。このsendmailにおいて、遠隔攻撃可能な競合状態に関する問題が報告された。この競合状態を利用されると、sendmailが動作しているユーザ権限でコードが実行される可能性がある。
問題を解決するには、修正済みのセキュリティブランチにシステムをアップデートするか、libsm、libsmutil、sendmailにパッチをあてて再構築し、sendmail(8)を再起動する。
OPIEはリプレイ攻撃に対する機能として設計されたワンタイムパスワードシステム。OPIEはFreeBSDではPAMを通じて標準で有効になっている。
OPIEではopiepasswd(1)がgetlogin(2)をコールすることでユーザ識別をおこなうが、特定の条件下においてgetlogin(2)が誤って特権がないにもかかわらず特権ユーザ名「root」を返すことが発見された。この場合、権限を越えてOPIEを設定することが可能になってしまう。
一時的に問題を回避するには、「sed -i "" -e /opie/s/^/#/ /etc/pam.d/*」のようにPAMにおいてOPIEを無効にするか、「chflags noschg /usr/bin/opiepasswd; chmod 555 /usr/bin/opiepasswd; chflags schg /usr/bin/opiepasswd」のようにopiepasswd(1)からsetuid bitを削除する。
問題を解決するには、修正済みのセキュリティブランチにシステムをアップデートするか、opiepasswdにパッチをあてて再構築する。
IPsecはIPダイアグラムにおいてセキュリティサービスを提供するためのESPやAHなどをふくむプロトコルの集まり。
IPsecにはリプレイ攻撃に対する対策が盛り込まれているが、fast_ipsec(4)に実装上の問題があることが発見され、リプレイ攻撃が可能であることがわかった。
問題を解決するには、修正済みのセキュリティブランチにシステムをアップデートするか、パッチをあててカーネルを再構築し、システムを再起動する。
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