ソニー 土星探査機カッシーニの最新情報を基にプラネタリウム新プログラム

    くまひろこ  [2006/03/14]

    体験型サイエンスミュージアム「ソニー・エクスプローラサイエンス」(以降、SES/東京都港区)は、4月28日より、プラネタリウムの新プログラム『リングワールド ~カッシーニ、土星の謎を探る』の一般公開を開始する。

    『リングワールド ~カッシーニ、土星の謎を探る』は、1997年10月にNASAとESAによって打ち上げられ、2004年7月に土星に到着した土星探査機「カッシーニ」の軌跡をたどるもの。カッシーニは、12の観測装置を持った過去最大級の探査機で、地球から14億キロメートルもの彼方にある土星を現在も探査中である。その最新のデータを基に制作された、迫力のあるCG映像を、SESの体験型プラネタリウムで楽しむことができる。

    同プログラムは、まず、ソニー製の光学式投影機「スタープロジェクター」が170万個の恒星を映し出し、天の川を星の集団で表現するところから始まる。その包み込むような奥行き感のある星空のもと、シリウス、カノープス、ベガなど、夜空に輝く1等星や、それらを含む星座たちが紹介される。

    そして、地球からは同じく1等星として見える、今回のメイン、土星の世界へ。全天周のCG映像に切り替わり、カッシーニの打ち上げから土星観測の軌跡、タイタンをはじめとしたユニークな土星衛星、土星のリング、太陽系の他の惑星のリング、リング形成の謎などに迫る。

    土星を探索する「カッシーニ」の様子

    土星のリング越しに見た太陽の様子

    SESのコンセプトは、「体験できること」。リングワールドでは、音楽や効果音に合わせて座席が振動する演出を用い、美しくミステリアスな旅を提供する。また、同プログラムより新しく導入される全天周デジタル映像システムが、リアルで高精細のCG映像をつくりだし、土星の壮大なリングを、より美しく再現する。

    ナビゲーターには、緒形直人氏を起用。同氏はドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」(TBS)や、連続テレビ小説「ファイト」(NHK)など、多数の作品に出演している。そのパワフルでさわやかなナレーションが、さらに深いリングワールドの旅へと導く。

    緒形直人氏

    同社によると「今回は、CGにシミュレーション映像もとりいれ、土星旅行をしているような感覚を味わえる、体感型の番組になっています。単に説明を聞いてもらうだけでなく、面白いと体で感じてもらうことで、子どもから大人まで、宇宙に興味をもつきっかけになれば」とのこと。この春、家族で"土星旅行"に出かけてみてはいかがだろうか。

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