2006年度就職人気企業ランキング - 文系はJTB、理系はトヨタ

「毎日就職ナビ」「毎日キャリアナビ」など就職・転職情報サービスを運営する、毎日コミュニケーションズは9日、「2006年度大学生就職人気企業ランキング」の調査結果を発表した。2005年10月3日~2006年2月10日に行った調査で、対象は2007年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生。有効回答数15,316件をもとに、文系・理系男女別の人気企業を各上位100社まで公表している。

2006年度大学生就職人気企業ランキング(上位10社)

ランキング全体の傾向としては2005年同様、ブランドイメージの高い企業が上位に名を連ねており、あまり大きな変化はないようだ。景気回復を背景に採用数を増やす企業が増えた結果か、学生側も以前よりは「売り手市場」と感じている様子。

また、同調査によれば、この回復基調に合わせ、金融業界への人気が上昇。こちらは最近特に注目されている個人投資家によるインターネット取引や企業のM&Aが、ニュースとして頻繁に取り上げられた結果が反映されたと見られている。

文系総合ランキングでは、JTBが7年連続1位に。以降には、2位に客室乗務員の増加を予定するANA(全日本空輸)、3位にトヨタ自動車、4位にJAL(日本航空)が、女子学生の根強い人気に支えられてランクインした。加えて2006年度は、大手総合商社が揃って順位を上げた。毎日コミュニケーションズによれば、これら企業に見られるのは、積極的な人材確保に加えて、少人数型のセミナーやOB/OGとの懇談会など、イベントに工夫を設けている点。紋切り型の説明会ではないところに、学生側が憧れを感じたのでは、と分析されている。

理系総合ランキングでは、3年連続でトヨタ自動車がトップに。多くの学生が、トヨタ自動車を選んだ理由として、「業界上位」「安定性」「技術力の高さ」を挙げたという。その他には、松下電器産業、富士通、ソニーなどデジタル家電に強いメーカーが上位を占めた。また、前年35位から順位を26ポイントアップし、9位に食い込んだ企業はカゴメ。採用活動への姿勢はもちろん、商品ブランドや企業ブランド構築の成功が影響したと見られている。上位100社全体を見ると、理系は製薬メーカー10社がランクインしているのが注目点。国際競争が激化する中、優秀な人材を確保しようと、製薬業界の求人活動は活発になっており、時期的にも早くから採用広報を行っているという。



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