初の"サイバーショット"ブランド携帯電話モデル「K800」「K790」

    湯木進悟  [2006/03/02]

    英Sony Ericssonは、初の"サイバーショット"ブランドの携帯電話モデル「K800 Cyber-shot」および「K790 Cyber-shot」を発表した。通信方式は、K800 Cyber-shotが欧州の3GシステムとなるUMTSとGSMのデュアルモード、K790 Cyber-shotがEDGE/GSMに対応しており、今年第2四半期(4~6月期)に発売される。

    K800/K790 Cyber-shotは、Sonyのデジタルカメラブランド"サイバーショット"を冠した初の携帯電話モデルにふさわしく、320万画素のデジタルカメラとしての充実した機能が大きな特徴とされている。シックなベルベット・ブラックカラーに仕上げられたボディは、携帯電話として使用する時は縦型デザインで、デジタルカメラとして使用する時は横型デザインで用いられる設計になっている。レンズカバーをスライドしてデジタルカメラを起動すれば、サイバーショットでおなじみのインタフェースが、携帯電話本体の液晶ディスプレイ上に表示されるようだ。

    「K800 Cyber-shot」

    携帯電話としては縦型に利用するが…

    横型に利用するとデジタルカメラになる

    また、新たにSony Ericssonは、ワンシャッターで9カットの自動連写を実行して、ディスプレイ上に表示されたアイコンからベストショットを選択して保存できる「BestPic」技術を独自に開発し、K800/K790 Cyber-shotに標準搭載したという。最大26万2,000色表示の2インチQVGA(320×240ピクセル)ディスプレイを採用しており、記録メディアにはMemory Stick Micro(M2)を利用。その他の主なカメラ機能としては、オートフォーカス、キセノンフラッシュ、手ぶれ補正、赤目軽減、デジタル16倍ズームなどが挙げられ、64MBのメモリを内蔵し、動画撮影機能も備える。また、USBケーブルでプリンタに接続して利用するダイレクトプリント規格「PictBridge」がサポートされているようだ。

    K800 Cyber-shotで撮影した画像

    Googleと提携、「Blogger」との連携やGoogleが標準検索エンジンに

    さらに、今回の発表と同時に、同社はGoogleとの提携をアナウンス。K800/K790 Cyber-shotは、少し前に発表された「K610」と共に、Googleのブログサービス「Blogger」との連携アプリケーションがプリインストールされた世界初の携帯電話モデルになることが明らかにされた。初めてブログを利用するユーザー向けにも、ブログ自動セットアップが提供され、デジタルカメラ機能を用いて撮影した画像を、Bloggerと連携した「Picture Blogging」機能により、携帯電話からスムーズに更新できるという。また、今回の提携発表によって、今後のSony Ericsson製の全携帯電話モデルで、Googleが標準検索エンジンとなり、携帯電話のWeb機能と緊密に統合されることになるそうだ。例えば、どのブラウザ画面からも直接Googleの検索オプションを起動でき、ワンクリックでほしい情報にアクセスできるインタフェースなどが提供されることになるようだ。

    「K610」

    同社製品アプリケーション企画部門の上級副社長となる坂口立考氏は「Sony Ericssonの独自の携帯電話アプリケーションと、Sonyのデジタルカメラ技術を統合して誕生したサイバーショット携帯電話により、"イメージング・コミュニケーション"とも呼ぶべき新たなライフスタイルを創造していきたいと考えている。モバイルライフの価値観を常に進化させていくことが目標に掲げられており、サイバーショット携帯電話では、いつでも、どこでも、どんなものでも、高画質の写真を撮ったなら、そのイメージを多くの人と共有してコミュニケーションを進めていく、新たな境地を楽しむことができるだろう」とコメントした。

    "ウォークマン"ブランドの携帯電話の最新モデル「W300」も

    なお、同社は"ウォークマン"ブランドの携帯電話の最新モデル「W300」も同時に発表している。EDGE/GSM通信方式に対応しており、シマーリングホワイト/シャドーブラックの2色ラインナップで、今年第2四半期(4~6月期)に発売予定。"ウォークマン"携帯電話の7代目モデルとなるW300は、MP3/AAC方式の音楽ファイル再生がサポートされ、最大30時間の連続再生が行えるという。FMラジオも内蔵されているほか、お気に入りCDの楽曲を手軽にW300へ転送できる「Disc2」ソフトウェアなどが付属するようだ。

    「W300」

    W300の利用イメージ

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