Windowsの新しいコマンドシェル「Monad」の最新ベータ版が公開

    海上忍  [2006/02/28]

    米Microsoftは26日(米国時間)、Windowsの新しいコマンドシェル「Monad」の最新ベータ版「Windows "Monad" Shell Beta 3.1」を公開した。サポートされるプラットフォームは、Windows Server 2003/Vista/XPなどのシステム(32bit版)が動作する、.NET Framework 2.0 RTM版が導入済の環境。パッケージのファイルサイズは約2.1MB、ダウンロードには.NET Passportへの登録が必要。

    Monad Beta 2からの主要な変更点としては、コマンドレットのアセンブリを動的に読み込む「mshsnapin」コマンドレットの追加のほか、コマンドレットのパラメータとして与えられた数字が文字列ではなく数値として扱われるよう仕様が変更されたことが挙げられる。また、不具合の修正やヘルプ文書のMicorosoft MAML形式への対応など、多くの変更が施されている。

    Monadは、コマンドシェルとしての機能のほかスクリプト言語の実行環境としての機能を持つ、現行バージョンのWindowsが備えるコマンドシェル(cmd.exe)の代替版。UNIX用のシェルと同様のコマンドラインインターフェイスを持つが、動詞と名詞を組み合わせた命令形式(コマンドレット)を採用するなど、他のシェルにない独自性を持つ。コマンドレットの動詞は汎用のもの(ex. add、copy、get)やデータ関連(ex. backup、export)、通信関連(ex. send、connect)など数種に分類され、get-commandやstart-serviceのように、動詞-名詞の組み合わせで使用する。

    Monadは次期バージョン「Windows Vista」の新機能として注目を集めていたが、2006年後半に予定される製品版では搭載を見送るとされている。

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