赤ちゃん向けコミュニティサービス「BABY」がオープン

佐々木朋美  [2006/02/16]

韓国のコミュニティサービス「Cyworld」に、子どもを持つ親のためのサービス「BABY」がオープンした。

BABYは子どもの写真を公開できたり成長日記を記録できたりするだけでなく、韓国の伝統的な行事も行えるように設計されたミニホームページサービスだ。

「BABY」ミニホームページ。右端上にある小さな枠に「こんな子に育って欲しい」という親の願いを反映できる。「よく寝る」「よく笑う」などの項目が並んでいる

メニューには「パーティ」「乳児日記」「子どもアルバム」「掲示板」「訪問録」の5項目がある。とくに通常のミニホームページと大きく異なるのは「パーティ」メニューだ。パーティは子どもの誕生日などの記念日に、仲間を招待しミニホームページ上でお祝いできる場だ。記念日前、仲間たちに「パーティ招待状」を送り子どもの記念日を知らせておけば、当日BABY上で多くの祝福メッセージが書き込まれることで子どもの記念日を祝うことができる。

韓国では子どもが生まれてから100日および1年目に、親の友達や親戚が集まって特別なお祝い事を行う。100日目のお祝いでは、祝福しに来てくれた人たちに「百日餅」を配る習慣があり、これを「100人に配ると体の丈夫な子になる」という言い伝えがある。

それにちなんでBABYでは、記念日にお祝いしてくれた仲間たちに「デジタル餅」を送信することができる。忙しい現代、100人もの人に餅を贈るのは難しいことだが、インターネットならばこれも簡単にできるというわけだ。デジタル餅は「パーティ」に記念日を登録した時点で、Cyworldから100個無料でプレゼントされる。

このほか通常のミニホームページとの違いは、親しい仲間の「イルチョン」(日本版サービスでは「Cyフレンド」)に「BABYイルチョン」があり、通常のミニホームページのイルチョンと区分できるという点だ。また1つのIDで3つまで開設することが可能で、子どもが複数いる家庭でもそれぞれの子どものミニホームページを開設することができる。

「自分のミニホームページ内に子供用のメニューを別途作るのでは、物足りなさを感じていた。でもこれなら子ども専用のミニホームページを作ることができる」とは、とあるBABY利用者の意見だ。子ども専用のミニホームページサービスを待ち望んでいた人たちは多く、昨年12月から2カ月ほど行われていたベータサービスのユーザー募集には、1,030人の応募枠に対し12,794人もの人が立候補してきたという。

ミニホームページサービス開始から約5年がたったCyworld。当初は自分だけのためのミニホームページを運営していた20代の若いユーザーは家庭を持つようになり、自分よりむしろ家庭が生活の中心に変わっている。BABYはそうした点に着目したサービスだ。ユーザーとともにCyworldも変化を続けている。

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