電子投票標準Election Markup Language version 4.0、OASIS標準へ

後藤大地  [2006/02/14]

OASISは13日(米国時間)、OASISメンバーによってElection Markup Language (EML) version 4.0がOASIS Standardとして承認されたことを発表した。同標準はOASIS Election and Voter Services Technical Committeeを通じて策定されたもの。策定にはIBM、Oracle、Sun Microsystemsからの人物やそれ以外に多くの人物がたずさわっている。同標準は電子投票システムにおいて安全に情報の交換を可能にするための規格で、Election Markup Language (EML) version 4.0に関連している団体は同標準を広く批准する段階にきたといえる。

Election Markup Language (EML) version 4.0によって実現されるサービスには投票の登録、メンバーシップ、アドレストラッキングの変更、選挙区域の再配布、不在投票、選挙タイムテーブル、投票所管理、投票通知、投票管理、投票配布、票の集計、選挙結果報告、選挙結果分析などがある。

電子投票システムが使われるシーンは増えており、Election Markup Language (EML) version 4.0はそうした電子システムの要となる標準といえる。電子投票システムを開発しているベンダは、Election Markup Language (EML) version 4.0を採用することで開発コストの削減を実現することができるとされている。

OASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards)は1993年に設立されたインターナショナルコンソーシアム。100の国々の600を越える機関や個人から5,000人を越える関係者が参加し、eビジネスオープンススタンダードの開発や意見の集約、標準採択、Webサービス、セキュリティなどに関する作成などをおこなっている。

現在までにOASIS標準として採択された規格にはAVDL、CAP、DITA、DocBook、DSML、ebXML CPPA、XML Messaging、ebXML Registry、OpenDocument、SAML、SPML、UBL、UDDI、WSDM、WSReliability、WSRP、WS- Security、XACML、XCBF、XML Catalogsなどがある。

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