Opera、次期Webブラウザ「Opera 9」にP2P技術の「BitTorrent」搭載

 

Opera Softwareは2月6日(現地時間)、BitTorrentと提携し、Webブラウザの次期バージョン「Opera 9」にP2Pファイル交換技術「BitTorrent」を統合することを明らかにした。

Operaは、05年7月7日にリリースしたv8.02のテクニカルプレビューで初めてBitTorrentプロトコルを採用したが、製品版での搭載は見送っていた。テスト期間が短く、安定性の確証が得られなかったためで、BitTorrent統合に対するユーザーからの反応は良好だったという。

BitTorrentは、より多くのユーザーが交換している人気ファイルを、より速く転送できる仕組みを持つP2Pシステムだ。他のP2Pネットワークでは転送に時間がかる大きなサイズのファイルでも効率的に共有できる。そのため違法コピーファイルの流通に利用されるという問題を抱えているが、本来ソフトウエアやデジタルコンテンツなどを提供するための手法として注目されている。Operaは「Opera 8」リリース時に、サイトにアクセスが集中したためダウンロードしにくくなるというトラブルに見舞われており、BitTorrentはより円滑にOperaを配布するためのオプションになると期待している。また同技術を利用してOperaがオンラインサービス分野に進出する可能性も指摘されている。

BitTorrentとの提携を通じて、OperaはWebブラウザにおけるBitTorrentのトレードマークの使用とBitTorrentの検索エンジンへのアクセスが認められた。これによりOpera 9ユーザーは検索ボックスから直接torrentファイルを検索できるほか、トランスファーマネージャーを使ってファイルのダウンロードを管理できる。

Opera 9は、昨年10月にテクノロジープレビュー1が公開された。同リリースでは、オプション設定や他のブラウザと異なっていたキーボードショートカットが変更されるなど操作性が改善されたほか、レンダリング機能やポップアップブロック機能などが強化された。Operaによると、テクノロジープレビュー2はまもなく公開されるそうだ。

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