米IBM、DB2 Express-Cの無償提供を開始

米IBMは30日(米国時間)、RDBMS製品の開発者向けパッケージ「DB2 Express-C」を無償提供することを発表した。対応プラットフォームは、Linux x86/x86_64/PPC64とWindows 2000/2003/NT/XP(x86/x86_64)。Linux/WindowsのIA64版も、近々公開される予定。

DB2 Express-Cは、DB2と同じコア・データサーバが収録されるなど、製品版DB2と同等の基本機能を持つ。データベースの容量や接続クライアント数に制限がないほか、用途の制約もないため、データベースの開発や試験運用など自由に利用できる。ただし、プロセッサは最大2基/メインメモリは最大4GBまでというハードウェアの制限がある。また、データベースパーティショニングやネットサーチエクステンダーなど、製品版DB2の一部機能は利用できない。

PostgreSQLやMySQLなどシェア拡大傾向にあるオープンソース系RDBMSへの対抗措置としてか、近年では商用RDBMSのオープンソース化や機能縮小版の無償配布が目立つ。2005年10月にはOracleが「Oracle Database 10g Express Edition」を、2005年12月にはMicrosoftが「SQL Server 2005 Express Edition」を一般向けに無償提供するなど、用途を制限しない無償版の配布に踏み切っている。なお、IBMも2004年にDB2 UDBの開発環境(DB2 Personal Developer's Edition Lite V8.2)を、格安の値段で販売したことがある。



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