JSFのGUI開発本格化へ? - Sun Java Studio Creator 2いよいよリリース

Sun Microsystemsは25日(米国時間)、Sun Java Studio Creatorの最新版であるSun Java Studio Creator 2を公開した。Sun Microsystemsはこれまで長期にわたってJava Studio Creator 2 Early Accessを実施してきた。Sun Java Studio Creator 2が正式にリリースされたことで、J2EEなども加味されたSunのエンタープライズJava統合開発環境はひとつの節目を迎えたことになる。

Sun Java Studio Creator 2(SJSC 2)はNetBeans 4.1をベースに構築されたエンタープライズJava統合開発環境。JSFやEJBに関するライブラリも同梱されており、J2EEを始めとしたエンタープライズJavaアプリケーションの開発をインストールしてすぐに始めることができるという特徴がある。

SJSC 2に同梱されているアプリケーションサーバは現在GlassFishのコードネームで進められるSunの次期Java EEサーバの前身にあたる「Sun Java System Application Server Platform Edition 8.1_02」。アプリケーションサーバ以外にデータベースエンジンPointBaseなども同梱される。JSFのWebインターフェース開発ではビジュアル開発機能も利用可能。RDBMSによるデータソースの確保、ビジネスロジックからインタフェースの実装、ナビゲーションの定義、テストデプロイといったアプリケーション開発のライフサイクル全体をカバーする。

SJSC 2をインストールすると、必要になるほかのサービスやコンポーネントが自動的にデプロイされ、エンタープライズJavaアプリケーションの開発を簡素化することが狙われている。

Sun Microsystemsは2005年11月9日、東京国際フォーラムで開催されたJavaOne TokyoにおいてSun Java Studio Enterprise 8を発表、無償提供するという新戦略を発表した。同発表ではSun Java Studio Creatorも無償提供することも発表されていた。Sun Developer Networkにユーザ登録を行うことでダウンロード、使用できるようになる。

Java Studio Enterprise 8もJava Studio CreatorもNetBeans 4.1をベースにしたエンタープライズ向け統合開発環境。SJSC 2はJava Studio Enterprise 8と比べると、とくにJSF(JavaServer Faces)に関する開発を支援するツールとしての側面が強い。

同社はこれら製品の無償化を通じて、コミュニティの形成に力を入れていきたいと発表している。たとえばSJSC 2は、最終的に2万人を越える熱心な開発者がフォーラムを通じて発言やバグ報告を実施したという。Javaに関する開発環境としてはEclipseがシェアを増加させており、無償化はこうした開発環境に対応する意味もあるとみられる。



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